あなたを救う経営者の名言。海外・国内3人の経営者の格言

人は様々なタイミングで「岐路」に立ちます。

進学・就職・結婚・転職・転勤などたくさんの岐路が目の前に表れます。

その都度真剣に悩み、向き合い、時には誰かに相談して結論を出していきますが、それでも迷ってしまうときもあります。

迷うというのは決して悪い事ではありません。

迷っている時は真剣に自分と向き合う大切な時間です。

でも迷う時間は苦しくもあるのでなるべく短く済ませたい…。と思う方も多くいるのではないでしょうか。

そんな時に経営者である人生の先輩たちの格言や名言が参考になることがあります。

力強く生き抜いている方々の言葉には重みがあり、説得力があります。

経営者たちの言葉とはどんなものでしょうか。

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海外の経営者の格言・名言

スティーブ・ジョブズ

「もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは本当に自分のやりたいことだろうか?」

ビジネスだけでなく、常に問いかけたい言葉ではないでしょうか。自分が大切に想う家族や友人にも教えたい言葉です。

時間は無限ではありません。今というこの時間も二度と戻ってきません。

自分が何を成し遂げるために今の行動をしているのか問いかけて、後悔のない日々を過ごすことが自分自身だけでなく会社の大きな成長につながります。

「顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。」

売る側の立場に立つとどうしても忘れてしまうお客様の気持ちを無視しては、いい商品は提供できません。

商品やサービスを通してお客様にどんな姿になってほしいのか?を経営者は忘れてはいけません。

ビル・ゲイツ

「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ。」

失敗をしたことがないという人はいないと思います。どれだけ偉い人でも頭の良い人でも、失敗を繰り返し成長をしてきています。

失敗をするとついすぐに目を背けてしまいたくなりますが、つらくても失敗をきちんと分解して原因と対策を取らなければいけません。

「積極的に考え、積極的に行動する人ほど、積極的に遊び、積極的に心身を癒している。つまり、仕事が充実している人間ほど余暇も充実しているということだ。」

仕事が忙しくて何もできない…。という方も多くいるかと思いますが本当にそうでしょうか。

疲れをとるために土日寝て過ごしていた人と、体を動かし、本を読み、友達と会っていた人とでは月曜日の表情が全く違います。

自ら行動し、楽しむことができる人は仕事も前向きに取り組むことができます。

ウォルト・ディズニー

「現状維持では、後退するばかりである。」

今現在がどれだけ売り上げが良くても、何もしないままではその売上は維持できません。

お客様が求めている事もずっと同じではありません。世の中の状況、ライバルの状況に合わせてその都度求めている内容が変わります。

常に挑戦し、改善をすることを繰り返さないと会社の成長が止まってしまいます。

「単なる金儲けは昔から嫌いだ。何かをしたい、何かを作りたい、何かを始めたい、昔から金はそのために必要なものでしかなかった。」

お金は必要です。ないよりもあったほうがいいものです。

しかしお金だけに捉われてしまうと大切なものが見えなくなります。お金がたくさんあっても孤独であってはいけません。

大切な仕事や仲間に囲まれている方が幸せではないでしょうか。お客様の笑顔のほうが大切ではないでしょうか。

日本の経営者の格言・名言

渋沢栄一

「長所を発揮するように努力すれば、短所は自然に消滅する。」

あなたの長所とは?短所とは?と聞かれたときに、短所はたくさん出てくるのに長所がなかなか出てこないという人が多いかと思います。

ついつい悪いところに目がいってしまいますが、自分の良いところときちんと向き合い成長させることで、長所がたくさん出てくるようになるのではないでしょうか。

「ただそれを知っただけでは上手くいかない。好きになればその道に向かって進む。もしそれを心から楽しむことが出来れば、いかなる困難にもくじけることなく進むことができるのだ。」

同じ仕事でも嫌々やった仕事と楽しんでやった仕事では仕事の仕上がりが変わってきます。

与えられた仕事を元気よく楽しんでやっている人は壁にぶつかった時でさえ、負けません。そして周りには助けてくれる人が自然と集まっているので、困難に負けることはありません。

せっかくなら楽しんで仕事をしたほうがいいと思いませんか?

松下幸之助

「決心することが、社長と大将の仕事である。」

経営者の仕事は「決心」や「決断」です。経営者が決めたことを社員が実行すれば会社経営はうまくいきます。

しかし経営者の多くは自ら実行してしまい、本来の「決心」や「決断」をする時間を奪われています。

経営者の仕事に集中できる環境を整えることが大切です。

「現在与えられた今の仕事に打ち込めないような心構えではどこの職場に変わっても決していい仕事はできない。」

隣の芝生は青く見える。という言葉が誰もが一度や二度は頭をよぎったことがあるかと思います。

しかしどれだけ環境が変わっても、自分が変わらなければまた同じ不満が出てきてしまうだけです。

まずは今いる環境でどれだけ自分を変えることができ、自分にできることがあるかを考えることが大切です。

本田宗一郎

「時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。」

総理大臣でも大富豪でも私でも1日は24時間であり、1分は60秒です。

この平等な時間でどれだけの事ができるかが成功のカギとなります。

時間を有効に使うためには無駄な時間を無くすことが大切です。

無駄な時間なんて過ごしてない!と思っていても、実際にはテレビを眺めたり、携帯をいじったりしている時間があるはずです。

本当に無駄な時間を過ごしていないか自分の行動を分解して、無駄な時間を無くしてください。

「もったいないようだけど、捨てることが、一番巧妙な方法だね。捨てることを惜しんでいるヤツは、いつまでたってもできないね。」

「決断」とは決めて断つと書きます。何事も捨てるには勇気がいります。

いつか使えるのではないか…。まだ使えるのではないか…。とついつい考えて元の場所に戻してしまいます。

物だけでなく知識や情報も捨てることができず古いままでは、すぐにさび付いてしまいます。

身の回りや頭の中を整理して、不要な物は思い切って捨ててしまいましょう!

まとめ

有名な経営者の格言・名言を紹介してみました。

こちらは全て有名な経営者の言葉ですので、一度は聞いたことがあるという人もいるかもしれません。

しかしその時代、その時の自分の気持ちで受け取り方が変わってきます。

同じ方向から見るばかりでなく、逆側や裏側から見ることで新たな気づきが得られるかもしれません。

どれだけ優れた経営者も同じような壁にぶつかり、困難を乗り越えてきています。

その方々の言葉は必ずいつか自分を助けてくれる言葉となるはずです。

 

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