私書箱とは?私書箱申請4つのステップとメリットデメリット

雑誌のプレゼント応募する時に「私書箱」と書いた事はありませんか?

私書箱とは一体なんでしょうか。

私書箱にはどのような活用方法があるのでしょうか。

私書箱を使用するためにはどんな手続きが必要なのでしょうか。

起業をする際自宅をオフィスとして使用することが多いかと思いますが、そんな時私書箱には様々な活用方法があります。

ネットでなんでもやり取りできる時代となりましたが、まだまだ郵便物でのやり取りも多くあるのが現実です。

私書箱とは?

私書箱とは、「郵便局内に設置された、錠付きの箱、ロッカーであり、あらかじめ私書箱使用を申し込んで鍵を受け取っている人が、郵便局から郵便物を受け取るためのものである。

それなりに空間を占有するので、全ての郵便局に設置されているというわけではない。あくまで、ある程度以上の広さがあり、私書箱を設置する部屋を確保できる郵便局に設置されている場合がある、という位置づけである。」とされています。

郵便局だけでなく有料となりますが私設の私書箱もあります。

引用 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

私書箱利用のメリットとデメリット

メリット 郵便物が整理しやすい

自宅とオフィスが兼用している場合、プライベートの郵便や家族宛の郵便と仕事の郵便物が1つのポストに投函されることとなります。

郵便の仕訳の手間や重要な郵便物を家族が間違えて開封してしまうなどの問題が発生する可能性もあります。

ビジネスの郵便物は私書箱宛に限定すれば、手間や紛失など回避することができます。

メリット プライバシーが保護される

住所が私書箱宛てになるので、自宅や会社の住所を伝える必要がありません。

今は住所がわかればインターネットですぐに場所が特定されてしまいます。また家の外観などもインターネット上ですぐにわかってしまいます。

不特定多数の人に自宅の住所を公開することに抵抗を感じる方も多いかと思いますが、私書箱を使用すれば自宅の住所を公開する必要はありません。

また鍵がついてるので盗難の心配もなく、安心して利用することができます。

デメリット 郵便物を取りに行かなければいけない

私書箱に届いた郵便物は私書箱まで取りに行かなければいけません。

そのため私書箱を借りる郵便局は自宅や会社から近い方がいいですが、近くの郵便局の私書箱に空きがなければ時間をかけて郵便物を取りに行く時間が必要となります。

私書箱に通うことに負担のないエリアや経路に空いている私書箱があるとも限りませんので、優先順位を決めて私書箱を探してください。

郵便局私書箱の申請方法4つのステップ

郵便局の私書箱は無料で利用することができます。

利用条件

  • おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方
  • 郵便私書箱を6カ月以上使用する方
  • 郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方

ステップ1 私書箱設置の郵便局に空き状況を問い合わせる

郵便局を探す https://www.post.japanpost.jp/office_search/index.html

ステップ2 利用請求書を作成して提出しよう

郵便局でもらえる「利用請求書(郵便私書箱使用承認請求書))」を作成して提出します。

申請書ダウンロード http://www.post.japanpost.jp/about/yakkan/7-1.pdf

※60 郵便私書箱使用承認請求書

身分証明書などの添付書類が必要となるかもしれませんので、必要書類は各郵便局にお問い合わせの上ご準備願います。

ステップ3 審査の結果を待とう

1週間程度郵便物の量をチェックして使用可能かどうかの結果が出ます。

郵便物の量は「ある程度」となり、実際の枚数などは公表されていないようです。

※こちらの情報は横浜市内の郵便局に問い合わせた情報ですので、各郵便局にお問い合わせの上ご確認願います。

ステップ4 鍵を受け取ろう

審査が通ったら鍵を受け取ることができます。鍵と一緒に借用書の手続きをします。

鍵を紛失した場合は実費で弁償となる可能性が高いようです。

※こちらの情報は横浜市内の郵便局に問い合わせた情報ですので、各郵便局にお問い合わせの上ご確認願います。

上記ステップ完了後、私書箱が使用できるようになります。

私設私書箱情報

郵便局の私書箱は無料で使用できますので、できるなら郵便局の私書箱を使用したいと思いますが、空きがない場合もあります。

そんな時は有料となってしまいますが私設の私書箱もあります。

郵便物や宅急便の受け取りから、別途オプションを使用すれば指定の住所に転送してくれるサービスあります。

郵便局の私書箱は自分で取りに行かなければいけませんので、多少コストはかかっても便利なサービスとなります。

全国私設私書箱サービス検索センター

全国47都道府県にある民間の私設私書箱の検索・比較サイト

URL http://rental-box.jp/

まとめ

私書箱を借りて今すぐビジネスの役に立てたい!と思った方は今すぐ郵便局に私書箱の空き状況を問い合わせてみてください。

現在はインターネット時代ではありますが、日々郵便物は必ず届きます。

DMだけでなく、請求書や契約書などの大事な資料も郵便で届きます。

会社を経営すると郵便物の量も多くなりますので、私書箱を活用することで問題を解決しましょう。

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます。