ステップメール成功の5つの秘訣とおすすめの配信スタンド
インターネットを検索していて、ふと興味のある商品を見つけた場合、すぐに購入を決めるよりもまずは迷うことが多いかと思います。
店頭販売とは違うので実際に手に取って判断ができないので、迷ってしまうのは当たり前です。
インターネットで売り買いをする場合はステップメールを活用して、
- 商品の内容
- 商品の金額
- 何故お客様に必要なのか
- 使用したらお客様はどんな姿になるのか
- 会社や社長の想い
- 商品を提供する理由
などの情報をお客様に提供することにより、指定した期限内でお客様を設定したゴールに導く事ができます。
上記をお客様一人一人に営業スタッフが説明をしていたらいくら時間があっても足りません。またたくさんの営業マンが必要となり人件費がいくらかかるかわかりません。
しかし、ステップメールを構築すれば自動でお客様に営業をしてくれる優秀な営業マンとなります。
ステップメールを活用して優秀な営業マンを一緒に育てましょう!
ステップメールとは?
ステップメールとは
自分のメールアドレスを登録後、自動的かつ定期的に届くメールの仕組みの事です。予め複数のメールを作成し設定することにより、指定した日程・時間にメールが配信されます。
ステップメールは一度設定をするとその後はメールアドレス登録日を基準日として指定した日程や時間に自動的に配信されるようになります。
設定時は複数のメールを用意しなくてはいけませんので、パワーが必要となりますが一度設定をしてしまうと自動で集客をしてくれる強力なツールとなります。
ステップメールの効果
ステップメールの内容は
- 以前購入したサービスや商品に関する情報
- 以前購入したサービスや商品の活用方法
- 資料請求をしたサービスや商品がなぜ自分に必要なのかを少しずつ教えてくれる
などのメールを送る事により、設定した順番でメールを読んで頂く事で、
- 追加で商品を購入 ⇒ リピート客へ
- 追加で付属商品を購入へ
- 購入を迷っていたお客様が購入を決める
などの効果に結びつきます。
ステップメールは「1人の優秀な営業マン」として売上げをもたらすツールです。
ステップメールとメルマガの違い
ではメルマガとの違いは何でしょうか。
メルマガは
- 最新情報のご案内
- 季節の情報をご案内
- 最近行った旅行先の体験談
などの現在進行形の情報をお客様に一括で配信をします。
複数のお客様に順番で同じ内容が届くステップメールとは違い、最新の情報を届けられるのがメルマガです。
ステップメールは説明しているように、お客様の登録日を基準として、順を追って登録したメールが決まった日程と時間で届く仕組みです。ステップメールに最新情報を組み込むと、キャンペーン終了後にキャンペーンの案内が届くお客様も発生することになります。
ステップメールのルールとは?
興味がある商品を見つけてメールアドレスを登録していきなりセールスだけのメールが送られてきたらどう思いますか?
どれだけ興味があった商品でも買う気が一瞬でなくなってしまう人が多いと思います。
対面であったときにまず名刺を交換して、自分がどんな人間かをわかってもらうのと同じようにステップメールにもマナーが必要であり、そのためのルールが必要です。
ルールその1 目的・ゴールを決めよう
ステップメールを読み終わった後の目的やゴールを設定しましょう。
- 商品を購入してもらう
- メルマガ登録をしてもらう
- 問い合わせをしてもらう
- 資料請求をしてもらう
などサービスや商品により目的もゴールも違います。
お客様にどうなって欲しいのか、何を手に入れて幸せになってもらいたいのかを想像しながらゴールを決めましょう。
ルールその2 文体を決定しよう
サービスや商品によってターゲットが決まっているかと思います。サービスや商品内容により、メールの雰囲気や文体を変えなくてはいけません。
- 親しみを持ってもらうために優しい文体
- 共感を持ってもらうためにターゲット層と同じ性別、年齢が使いそうな文体
- 高齢者に読んでもらうために子供や孫からの手紙のような文体
お客様により素早く理解してもらうために、わかりやすい内容だけではなく、細かい文体を事前に決めておき、ステップメールの途中で文体やキャラクターが変わらないようにしましよう。
万が一実際に進めてみて他の文体やキャラクターのほうが結果が出る事がわかればその時はスムーズに対応をしてもよいでしょう。
ルールその3 配信スタンドを比較検討しよう
ステップメールを配信するためには専用の「配信スタンド」が必要です。
自分で毎日同じ時簡に手動で該当のメールアドレスを抽出して、該当のメールを送信する、なんて作業はとてもできません。
配信スタンドは初期費用や月額費用はかかりますが、
- 指定日に指定のメールを該当アドレスに送信してくれる
- 開封率、クリック率など計測ができる
- メールを送信するだけでない機能が使える
などのコスト以上の利用価値があります。おすすめの配信スタンド情報はこのあと説明をさせて頂きます。
おすすめの配信スタンド2選
エキスパートメール
特徴
- メールの到達率保証
エキスパートメールでは自社で受信テストを行っており多くのメールサービスへメールが届くことを毎日確認しております。
もし、アルゴリズムの変更などでメールが届かなくなった場合でも、どうして届かなくなったのか、原因究明から問題解決までスピーディーに対応します。
- 操作が簡単
初めて使う人でも分かりやすく、毎日使う人でも苦にならないよう、管理画面を「簡単」「シンプル」にしています。
そのため、パソコンをあまり利用されない方でも、直感的に操作ができるデザインが特長です。
また、操作マニュアルをご用意していますのでパソコン操作が苦手な方へのフォローも万全です。
- エラーメール対策
エラーメールは今まで、到達率が下がる大きな原因の1つでした。
そこで、エキスパートメールでは、高い到達率を維持するために、3つのエラーメール対策機能を搭載し、届くメール配信システムを実現しています。
- 安心のサポート
エキスパートメールでは、専任のスタッフによるサポート体制を整えております。
お困りの場合や、ご不明な点などございましたら電話かメールでお気軽にお尋ねください。
例えば、操作で分からないことが出てきた場合や、メールの到達率状況についてもお答えしております。
引用元 https://expml.jp/choice.html
機能
- 3種類のオペレーター設定
「メルマガライター」「メルマガ管理者」「システム管理者」のオペレーターを3つに限定し、必要以上の人に情報を見せない事で情報漏洩や不正の防止力として効果が期待できます。
- 充実したフォーム機能
フォームを単体としても使用できる機能があるので、フォームとメールを別として扱えるので、より自由度の高い活用が可能です。
また1つのフォームから最大3つまで登録をすることができます。
- ストーリー分岐機能
ステップメール配信時に他のメルマガやステップメールに登録をする機能があります。
Aステップメール配信終了後⇒日刊メルマガに登録
などの移動ができ、読書の属性分けも簡単にできるようになります。
- ステップメール一括登録機能
ステップメールの内容を一つのテキストファイルとして出力可能です。各種テキスト・エディターの一括置換機能を使う事で、100個でも200個でもテキスト上で修正をすることが可能です。
修正後のテキストファイルを入力するだけで一括で変更が反映されます。本文の内容だけではなく、配信設定や時間等の設定もテキストファイル内に記載されているので自由に変更可能です。
- 外部システムの連携機能
専用ポートを使用する事で外部システムとの連携も可能です。他のシステムで習得した情報をもとにエキスパートメール内にメールアドレス、名前、住所、電話番号を自由に登録する事ができます。
引用元 https://expml.jp/function.html
料金
クラウド版
初期費用 | 5,000円 |
月額費用 | 1,970円 |
読者数/1メルマガ | 5,000件 |
配信上限/1日 | 1万通 |
配信スピード/1時間 | 2,000通 |
ネクスト版
初期費用 | 19,700円 |
月額費用 | 8,700円 |
読者数/1メルマガ | 10,000件 |
配信上限/1日 | 2万通 |
配信スピード/1時間 | 2,000通 |
プロ版
初期費用 | 48,000円 |
月額費用 | 19,700円 |
読者数/1メルマガ | 40,000件 |
配信上限/1日 | 8万通 |
配信スピード/1時間 | 8,000通 |
ギガ版
初期費用 | 300,000円 |
月額費用 | 24,700円 |
読者数/1メルマガ | 50,000件〜200,000件 |
配信上限/1日 | 10万通〜40万通 |
配信スピード/1時間 | 8,000通〜128,000通 |
※初期費用に関してはキャンペーン期間もありますので問い合わせをしてください。
引用元 https://expml.jp/price.html
デモ画面
実際にデモ画面で操作をすることができます。
※新規作成、編集、削除、メール配信機能は制限あり。
引用元 https://demo.ex-pa.jp/e/login
オートビズ
特徴
- 他言語でのメール配信に対応!
中国語や韓国語など、他言語でのメール配信が可能になりました。
- ステップメールがHTMLメールに対応!
ステップメールでHTMLメールが配信できるようになりました。
- OpenSSL脆弱性について
暗号化通信に使う「OpenSSL」に情報漏えいの脆弱性があることが発表されましたが、当サービスでは脆弱性のないバージョンのOpenSSLを使用しております。情報漏えい等の心配はございませんので、ご安心ください。
- シナリオ数が増量しました!
ステップメールのシナリオ数が、
ライトプラン:5個→15個、スタンダードプラン:30個→50個になりました。
- 各ページが『スマートフォン対応』になりました!
登録ページ(フォーム)、確認ページ、登録完了ページがスマホ対応になりました。
1つのURLでPC・携帯(ガラケー)・スマホと登録ページの自動振り分けも可能です。
引用元 http://autobiz.jp/index.htm
機能
- ステップメール配信機能
顧客フォローやメールセミナーなど、お客様との関係を築いていくのに最適なステップメール配信。
メールへの名前差込はもちろん、細かい配信スケジュールの設定やリピート配信など、オートビズならではの機能が満載です。
- 入力内容自動差込
件名や本文にお名前やメールアドレス等、フォームに入力された内容を差し込めます。その他、登録日時や登録者番号(連番)も差し込みOK!
- 配信スケジュール設定機能
日付や曜日など配信時期を細かく指定可能。ステップメール配信の効果を最大化できます。
- 配信待機(自動一時停止)機能
任意のステップで配信を自動で一時停止、 配信再開ボタンを押すだけでステップメールを再開できます。
- リピート配信機能
全ステップ配信終了後に任意のステップに戻って繰り返しステップメール配信させることができます。
- 定型文挿入機能
別途作成した定型文を任意のステップの任意の場所に挿入できます。期間限定のキャンペーンなど、タイムリーな情報をステップメール内で告知することができます。
- 配信解除URL自動差込
各登録者ごとの配信解除用URLを自動的に差し込むことができます。
- 登録者データ管理機能
登録者データの条件検索やダウンロード、任意のステップ・開始日時を登録しての新規登録、登録者データや配信時期の個別変更が行えます。
※ダウンロード時にパスワード制限をかけることもできます
- 配信管理機能
各登録者の配信状況(次回配信日時・ステップ、エラーなど)がひと目でわかり、個別に配信の停止・再開・解除も行えます。
- フォーム登録ページ作成機能
チェックボックスやプルダウンメニュー等を使った高度な登録フォームページを簡単に作成できます。 自作ページを使うことも可能です。
- フォーム携帯・スマホ対応
携帯3キャリアそれぞれに対応したページ(登録フォーム、確認ページ、登録完了ページ)とスマートフォンに対応したページを自動生成。
アクセス毎に端末やキャリアを自動判別し表示。
専用配信エンジンにより、携帯各社の受信ブロックにも対応済み。
料金
初期費用 7,560円
スーパーライトプラン
月額費用 | 1,940円 |
シナリオ数 | 5 |
ステップ数 | 無制限 |
ステップメール配信可能数 | 最大1.4万通/日 |
登録アドレス数 | 3,000件 |
ライトプラン
月額費用 | 3,240円 |
シナリオ数 | 15 |
ステップ数 | 無制限 |
ステップメール配信可能数 | 最大1.4万通/日 |
登録アドレス数 | 原則無制限(5万件を目安) |
スタンダードプラン
月額費用 | 5,400円 |
シナリオ数 | 50 |
ステップ数 | 無制限 |
ステップメール配信可能数 | 最大1.4万通/日 |
登録アドレス数 | 原則無制限(5万件を目安) |
引用元 http://autobiz.jp/price/index.htm
ステップメール成功の5つ秘訣とは?
秘訣1 自己紹介をしよう
サービスや商品に興味があってメールアドレスを登録頂いていますが、
- どんな商品なのか
- 本当に自分に必要か
- どんな会社なのか
- 信頼できる会社なのか
などまだまだ知りたい事がたくさんあります。
まずは
- 自分がどんな考えでこの商品を開発・提供しているのか
- 会社はどんな会社でどんな歴史があるのか
など自己紹介をしましょう。メールだからこそ安心感・信頼感がなければ何も始まりません。
秘訣2 お客様の声を紹介しよう
どれだけいい言葉を並べるよりも実際のお客様の声を聞く事が一番効果があります。
- 使用しての感想
- 使用した後の効果
- 自分がどう変わったか
などのお客様の声はお客様の背中を押してくれます。自分と同じような悩みを抱えていた人が、悩みを解決できているというのは行動をするための大きな要因となります。
また各ステップメールの内容と同じ内容のお客様の声をご紹介しましょう。
ステップメール内容 | お客様の声の例 |
ご提示した見積もり以外の請求はないので安心して頂けます。 | 見積もり以外の請求もなく、お釣りも用意してくれていたので、やり取りがスムーズだった。 |
問合せから○営業日以内にお届けします | 急ぎで欲しかったので本当に助かりました。 |
サポート体制が充実している | 使い方がわからずサポートに問い合わせをしたら、丁寧に教えてくれました。 |
店舗販売や対面販売ではないので、お客様は常に半信半疑の不安な気持ちを持っています。不安を解消してもらうためにお客様の声を活用しましょう。
秘訣3 行動しなかったらどうなるか?を伝えよう
ステップメールの最終目標は
- 商品を購入してもらう
- 問合せをしてもらう
- 資料請求をしてもらう
など、「行動」をしてもらうこととなります。しかし、行動をするには理由が必要です。そして理由が見つかっても行動できなことがあります。
何故なら「現状維持」というのが一番心地が良いからです。行動をするにはパワーも費用も必要です。そして失敗するかもしれないというリスクあります。
そしてだんだん行動することが面倒となり現状を変えたいと思ってステップメールを読んでいたとしても、
- 忙しくて時間がないだろうな
- 今はお金がないからやめておこうかな
- 家族に反対されそうだし無理そうだな
などを理由にして行動することをやめてしまいます。
だからこそ行動しなかったらどうなるか?を明確に伝える必要があります。
秘訣4 お客様が得られるベネフィットを伝えよう
サービスや商品の内容を伝えることはもちろん重要ですが、そのサービスや商品を使うことによりお客様ご自身が得られるベネフィットを伝えましょう。
ベネフィットとは「顧客が商品・サービスを購入することで得られる利益」のことです。
商品やサービスを買うことで得られる利益を想像してお客様はその購入を決定します。
もちろん金額も大きな理由となりますが、どれだけ高くても得られる利益が上回ればお客様は購入を簡単に決めるのです。
逆に言えば、どれだけいい商品でもメリットしか伝えず、ベネフィットが伝わらなければお客様は購入には至りません。
価格がどれだけ安くてもベネフィットがない商品に心は揺さぶられることはありません。
価格ももちろん大事ですが、お客様にベネフィットを伝えるという事が一番重要です。
詳しくは「ベネフィット」の意味とは?正しく理解して活用する方法の記事を参照ください。
秘訣5 開封率・クリック率を計測しよう
配信スタンドを利用した場合、開封率やクリック率が計測できるシステムがあるので必ず計測をしましょう。
- 開封率のよい配信時間帯
- 開封率のよい件名やタイトル
- クリック率がよいダウンロードファイルの内容
- クリック率がよい動画内容
などを分析することにより、今お客様がどんな情報が必要なのか?またどのような件名が開封される傾向かが分析できます。分析した内容を反映してテストを重ねることにより、より効果のあるステップメールが構築できます。
お客様の心を読むためにも計測とテストを繰り返して、改善を続けましょう。
また配信時には必ず「解除URL」を入れましょう。解除URLがないと定期的に届くメールがお客様へストレスを与えてしまいます。
またどの内容の時に解除率が高かったかも計測できるので、解除防止のための対策のためにも必要です。
ステップメールの意外な活用方法
ステップメールはお客様に向けた発信だけに効果があると思い込んでいませんか?ステップメールには意外な活用方法があります。
それはズバリ「社員教育」です。
毎年新入社員や中途採用があったときに、それぞれ担当者を付けて
- 会社の規則
- 社長の方針
- タイムカードの締め日
- 経費精算の提出期限
などの説明をします。説明には時間もかかり、毎回同じ説明をするスタッフも嫌になってきます。
しかし上記のような内容をステップメールとして組んでおき、新入社員のメールアドレスが決まったら、ステップメールに登録するだけで、登録後は今まで時間をかけて教えていた内容が自動で社員に届き、自動で教育を行ってくれます。
経費精算書の説明の際にはひな形のファイルを添付しておけば、改めてファイルを送信する必要もありません。
一度登録をしておけば新入社員が入って来る度にメールアドレスを新規登録すれば良いだけです。会社のルールや社長の考えなど新入社員は一日でも早く覚えたいはずです。
社員教育をステップメール化することにより、社内スタッフの負担も軽減され、必要な情報を確実に教えることが可能となります。
まとめ
ステップメールについておわかりいただけましたでしょうか。
ステップメールは優秀な営業マンとして必ずお客様を連れ来てくれます。また売上げももたらしてくれます。
自分がお客様だったらどんな情報が欲しいのか?を考えながらステップメールを作ってみましょう。
また毎日届くメールも研究し、
- 何故このメールは開封して読んでいるのか
- 何故このメールは開封さえしないのか
を自分に問いかけてみることにより、結果を出せるステップメールを構築しましょう!