答えは現場に落ちている!ベンチマーキングの目的と重要性
起業をしたい!と思っている方は数多くの書籍や教材を手にしているのではないでしょうか。
起業をしたら誰もが「成功したい」「絶対失敗はしたくない」と思うはずです。
そのためにマーケティングや集客の知識を学んだり、成功者の実例を学んだり、セミナーに参加したり教材を購入しているかと思います。
しかしセミナーや教材で勉強をしても、自宅に戻り冷静になると
「何から手をつけていいかわからない…」
と行動が止まってしまった経験があるはずです。私もそうでした。
どこから手をつけて、どう自分の事業に取りれればいいのか?と考えれば考えるほど、行動が止まってしまい、結局何もできないまま時間だけが過ぎていくという事を繰り返していました。
お金も時間もどれだけ無駄にしたかわかりません。
これ以上お金も時間も無駄にしたくない!という方には「ベンチマーキング」がおすすめです。
Contents
ベンチマーキングとは?
ベンチマーキングとは、「自己革新を目的とし、高い革新成果を達成している他社のやり方を学び、自己の革新を最高水準に高める方法を考え出すこと」と言われています。
簡単に言えば、「実際に他社の会社のやり方を学んで自社に導入すること」です。
実際に会社見学をする形式でベンチマーキングをする場合が多くあります。
ベンチマーキングの目的
ベンチマーキングをすることにより、映像や教材からではわからないリアルな会社の様子を感じることができます。
異業種でも同業種でも成功している会社があれば、思い切って社長にベンチマーキングを依頼してみてください。
「私も〇〇社長のような経営者になりたいんです!」と本音でお願いをすれば、多くの成功している経営者はベンチマーキングをOKしてくれるかと思います。
ベンチマーキングをすることで実際の現場を見て学ぶことが、教材だけでは手に入れる事ができないノウハウを手に入れる事ができます。
教材で学んでも実際の自分の現場では使えないということがありますが、ベンチマーキングでは実際に現場を見る事ができるので、自社の現場への導入イメージをすることができます。
ベンチマーキングできない場合
いくら心の広い経営者でも同業者やライバルである場合はさすがに現場を見せてくれません。
そんな時はお客様として商品やサービスを購入しましょう。
- 電話応対
- メール応対
- DM
- 実際のサービス内容や商品内容
- アフターフォロー
- セールスレター
など、どんなタイミングでどんな内容の情報が届くのか体験してください。
成功している会社はテストを繰り返し、一番反応の良い方法を取り入れているはずです。
成功している会社の秘訣を研究しましょう。
ベンチマーキングに行ったらすぐやるべき事
ベンチマーキングだけでなく、研修やセミナーに行った後、参加しただけで満足してしまう人が多くいます。
知識だけ得て満足していては意味がありません。
必ず行動をしなければ、時間もお金も無駄になります。
しかし日々の忙しさに追われて後回しになっているうちに、時間の経過とともに知識が薄れてしまい、いざやろうと思った時にはさっぱりわからない…、なんてことは絶対に避けなくてはいけません。
そうならないようにルールを決めてください。
簡単ですぐに効果がある3つを3日以内に実行する
私はこのようなルールを決めています。
難しいことはしなくていいのです。
簡単で効果のあがるたった3つのことを3日以内に実行することは、忙しくてもできるはずです。
もう一度言います。簡単で構いません。たった3つで構いません。
しかしこれを実行すると会社は大きく変わります。自分自身も大きく変わります。
ベンチマーキングの注意点
写真撮影は許可を取りましょう
ベンチマーキングで会社を公開していても、必ず機密事項はあります。
お客様の情報なども公開することはできません。
- どこからどこまでが撮影しても問題ないか?
- 撮影自体問題ないか?
- スタッフの方への質問
など事前に確認をして、最低限のマナーを守り気持ちよくベンチマーキングをさせてもらいましょう。
スタッフもベンチマーキングしよう
ベンチマーキングは会社運営のノウハウだけを学ぶ場所ではありません。
成功している会社のスタッフ自身もベンチマーキングしましょう。
成功している勢いのある会社のスタッフは、笑顔で気持ちのよい挨拶ができるはずです。
暗い顔をして下を向いて仕事をしている人もいないでしょう。
仕事を楽しんでしているスタッフはお客様へも最高のサービスを常に提供してくれます。
実際に働いているスタッフもベンチマーキングしてみましょう。
まとめ
ベンチマーキングはリアルな現場を直接見る事ができる貴重な体験です。
なので有料で開催している会社も多くあります。
例え有料でも参加費以上の多くのノウハウを手に入れ、自社に反映できれば損をしません。
またベンチマーキングを開催してない会社でも、あなたにとって魅力的な会社であればベンチマーキングさせてもらえるよう交渉してみましょう。
現場を実際に見る事でしか手に入らないノウハウや知識は、会社を変える大きな力となります。
是非ベンチマーキングに参加して会社に新たな風を取り入れてください。