知らなかった!!vimeoは使わなきゃ損だった!

動画を使ったマーケティングや広告というものが効果を発揮するようになって来ています。

近年では、TwitterやFacebook、Instagrmに代表されるようなSNSによるいわゆる「バズる」を発生させるためにも、動画をいかにうまく撮ってネット上の話題となるかが争点となっており、既存の産業においても収益構造を揺るがしかねないほどの衝撃を与えているでしょう。

そうした中で、より美しくアーティスティックな動画をアップロードできるサイトとして「vimeo」というサービスに注目が集まっています。

老舗の動画アップロードサイトとしてのyoutubeと比べながら、vimeoの良さをお伝えしたいと思います。

vimeoとは?

Vimeoとはどういうサイトなのでしょうか。

基本的にはyoutubeのような動画投稿サイトといえるでしょう。しかし、会員規約などにかなり強くオリジナル性と芸術性が求められています。

このため、アーティストやクリエイター、芸術家などの投稿が非常に多いのが特徴です。

また動画の画質が高いことと広告が少ないことも特徴といえるでしょう。

動画自体にパスワードをかけることが出来るため、会員サイト用の動画をアップできますし、vimeo内で公開した動画の販売も行うことが可能です。

単なる広告収入だけでない、コンテンツ自体を売り込むことが可能なサイトということが出来るのではないでしょうか。

youtubeと何が違うの?

youtube の特徴

Vimeoの特徴をもう少し具体的に見ていくためにyoutubeと比較してみましょう。

Youtubeの特徴は主に3点です。

  1. ユーザー規模
  2. SEOに強い
  3. 動画広告

ユーザー規模に関しては、公式では10億人を突破しているといわれています。

これは、全世界のインターネットに触れることのできる人間は30億人いるといわれていますが、その1/3もの人数になります。

この規模のユーザーを抱えているWebサイトはほかにいないといっても過言ではないでしょう。

このユーザーが毎日youtubeで数多くの検索をしています。その検索回数は第2のGoogleといってもいいかもしれません。

Googleの検索結果にもyoutubeの動画はヒットしやすいため、2重の意味でもSEOに強いといえるでしょう。

そして、動画広告です。

インターネットアプリやスマートフォンの普及により動画広告はさらに重要性を増しています。

Youtubeのユーザー規模に対して広告を発信できれば大きな効果がもたらされるでしょう。

これらyoutubeの特徴を見てきましたが、vimeoとの違いについて簡単に見ていきましょう。

youtubeとvimeoの違い

まず、ユーザー規模は圧倒的にyoutubeのほうが大きいです。

一方で、vimeoは非常に高画質でオリジナル性の強い動画を好む人が多く活用しています。

このユーザーの違いはそのままターゲットとする人々の違いといえるのではないでしょうか。

一般的なマスの効果を得たい動画はyoutubeで、最先端技術やアーティスト性に優れた製品や情報を扱う場合はvimeoといった具合に場合によって変更してくのがおすすめです。

また、youtubeを活用していると「関連する動画」という方法で、右側や下側に関係ない人の動画が紹介される仕組みがあります。

vimeoでは、「関連する動画」の項目に他人の動画が表示されることはありません。

自分の動画しか表示されないということは、一度自分の動画に引き込むことが出来れば、ほかの自分の動画も見てくれる可能性が高いということです。

同じような動画のライバルたちを紹介しないということは、うまく囲い込むことが出来れば大きなメリットとなるでしょう。

Youtubeに参加する人々がたくさんいるということは、ライバルも多いという事になるのでこのことが同時にデメリットとなりえます。

また、youtubeの場合、動画を公開した後のコントロールが極めて難しいという問題があります。

Vimeoではこの問題を解決できます。そのため、ブログや企業HPなどで導線を作り、会員専用の動画を紹介するなどの方法はvimeoのほうがはるかに行いやすいでしょう。

この辺りは作り手のセンスと使い分けにかかわってくる問題です。

vimeoの使い方

それではvimeoの使い方についてみていきましょう。まずは登録が必要です。

利用規約などをしっかりと確認しながら登録してください。

vimeoはyoutubeなどに比べてかなり厳格に利用規約を作っています。

せっかく作った動画が利用規約違反として消されたりすることは非常に悲しいだけでなく、コストもかかります。

さて、登録をした段階では、Basicという無料会員です。

ほかにPlus・PRO・Businessといった3つの優良プランが備わっています。以下の表にその特徴について羅列しているので確認してみてください。

 

Basic

Plus

PRO

Business

値段

月額無料

月額700円

月額2,000円

月額5,000円

ストレージ

週500MB

年間25GB

週5GB

年間250GB

週20GB

年間1TB

週上限なし

年間5TB

動画変換

順番に変換

優先的に変換

優先的に変換

優先的に変換

プライバシー設定

動画PASS機能

動画PASS機能

プライベートリンクの共有

動画PASS機能

プライベートリンクの共有

検索エンジンに対する公開非公開を選択可能

動画PASS機能

プライベートリンクの共有

検索エンジンに対する公開非公開を選択可能

統計データ

ダッシュボード

ダッシュボード

カスタムレポートとフィルター

ダッシュボード

カスタムレポートとフィルター

エンゲージ数と視聴時間のグラフ

ダッシュボード

カスタムレポートとフィルター

エンゲージ数と視聴時間のグラフ

Google Analytics統合可能

サポート

ベーシックサポート

米国の営業時間内なら4時間以内にメール対応。

営業日なら2時間以内にメール対応。

営業日なら1時間以内にメール対応。ただし、朱松は多少の制限。

カスタマイズ

動画プレイヤーのカスタマイズ可能

動画プレイヤーにオリジナルロゴを追加。

Vimeo以外のサイトのプレイヤーにも対応

動画プレイヤーにオリジナルロゴを追加。

Vimeo以外のサイトのプレイヤーにも対応

コラボレーション

最大3人までの同時アカウント管理が可能

最大10人までの同時アカウント管理が可能

動画販売

可能

可能

その他

レビューツールやポートフォリオもカスタマイズ可能

レビューツールやポートフォリオもカスタマイズ可能

Eメールキャプチャーを通じて見込み客を獲得。動画とのリンクも可能。

Basicで何かビジネスをおこなうのは正直かなり不十分かと思われます。

最低でもPlus、できればPROまで行くと動画の販売も可能になるのでできることが飛躍的に大きくなっていくのではないでしょうか。

vimeo動画アップロードの手順

vimeoに動画をアップロードする方法は簡単です。以下の手順でアップロードしていくことになります。

①ページを開き、右上の水色のアップデートをクリック

URL  https://vimeo.com/jp/

②アップロードする動画を選択

③ファイルが登録されたことが確認出来たらアップロード

※進行状況を示すインジケータが動き出したらアップロード中

④タイトル・動画の説明・タグを入力

⑤完了ボタンをクリック

⑥動画が変換されるまで待つ

⑦アップロード完了

7個の手順を踏むため、慣れるまでは戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえばすいすいとアップロードすることが出来るはずです。

 

vimeoを使った収益化について

ここまで読んでいて、気が付いた方も多いとは思いますが、vimeoはアフィリエイトの仕組みを持っていません。

広告配信がないため、たくさん視聴されたところで誰にも利益を提供することが出来なくなっているのです。

しかし、vimeoはyoutubeとは違った様々な仕組みを持っています。

この仕組みとほかのツールを組み合わせて収益化を図ることが出来るでしょう。

例えば、動画を非公開としておき、有料のメルマガに登録した人のみが見ることが出来るような仕組みを作ってあったり、動画自体を販売できるため、クリエイターとともに新しい動画の作り方を考えたりできます。

工夫と環境によって、数多くの組み合わせが可能です。Vimeoの特徴をうまく使っていけば、収益化は十分に可能です。

まとめ

動画といえばyoutubeという人が多いかと思います。

しかしビジネスで活用する場合はvimeoを試してみてください。

スマホでいつでもどこでも動画が見られる時代です。

これから情報は文字よりも動画で得ることが増えてくるでしょう。

だからこそ今、動画をビジネスに活用するということを本気で考えるタイミングなのかもしれません。

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます。