今から始める動画マーケティングの活用方法と3つの注意点

ネットブロードバンドが浸透し、動画を自由にスマホで見られる時代となりました。

移動時間や寝る前など、どんな状況でも動画が見られるのが当たり前の時代でもあります。

今までは文字で見ていた情報が動画で目から・耳から簡単に入ってくるようになりました。

文字でたくさんの情報を載せても、最後まで読んでもらえるかわかりませんが、動画の場合はたくさんの情報を一気に最後まで見てもらえる可能性があります。

そんな動画をこれから活用したい!と考えている方も多いかと思いますが、いまいち活用の仕方がわからないという人も多いのではないでしょうか。

おおがかりなカメラ等の機材がなくても、携帯電話でも動画が撮れる時代だからこそ動画を使用したマーケティングを活用しない手はありません。

これから動画を活用する効果的な方法を学びましょう。

動画マーケティングとは?

動画マーケティングとは「動画を使ったマーケティング」のことです。

携帯カメラで撮影した動画を気楽に公開できるため、コストもかからずに誰でも気楽に始める事ができます。

しかしただ何も考えずに撮影した動画をアップしてもマーケティングには繋がりません。

動画を見た人が思わずその商品が欲しくなったり、申込ボタンをクリックしてしまうような行動を促す内容でなければいけません。

動画マーケティングのメリットとデメリット

メリット 文字だけでは伝わらない情報を伝えられる

文字で長々と説明するよりも

  • 表情
  • 音楽
  • 背景
  • 動き

などでダイレクトに伝えることができます。

会社代表のあいさつなども今までは文字と写真でしたが、実際に動画で挨拶をするとさらに親しみが増します。

社長だけでなく、スタッフも動画で紹介することによりお客様はより信頼を高めて問い合わせをしてくれます。

メリット シェアで大きな広がりを生む

FacebookなどのSNSでシェアが広がり、大きな広がりを生むことがあります。

文字だと日本語が読めない人には伝わりませんが、映像なら言葉が通じなくても内容は伝わります。

国内だけでなく、海外でも大きな広がりが生まれるかもしれません。

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SNS利用者に拡散する情報の基準を尋ねたところ、「内容に共感したかどうか」が46.2%で最も多く、「内容が面白いかどうか」が40.4%でこれに続く。これに対し、「情報の信憑性が高いかどうか」は23.5%と相対的に低い(図表4-2-2-10)。SNSで拡散される情報は、事実かどうかよりも、共感できるかどうかや、面白いかどうかを基準にして選ばれる傾向があることがうかがえる。

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情報拡散の基準を年代別にみると、「内容に共感したかどうか」を基準とする人の割合は全ての年代に共通して高いが、「内容が面白いかどうか」を基準とする人の割合は年代が下がるほど高くなり、反対に「情報の信憑性が高いかどうか」を基準とする人の割合は年代が上がるほど高くなる傾向がある(図表4-2-2-11)。年代によって、情報拡散の基準に違いがあることがわかる。

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「SNSを利用しているが、自ら情報発信することよりも他人の書き込み等を閲覧することの方が多い」又は「SNSを利用しているが、自らはほとんど情報発信せず、他人の書き込み等の閲覧しか行わない」と回答した人が、SNS利用者全体の65%以上を占めた。

これに対し、「SNSを利用して自ら情報発信を積極的に行っている」と回答した人は1割程度にとどまった。年代別にみると、20代以下は「SNSを利用して自ら情報発信を積極的に行っている」と回答した人が17.4%と他の年代よりも高くなっている(図表4-2-2-8)。

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SNS利用者の中でも自ら積極的に情報発信を行っている層は少数にとどまる。これに対し、他人の投稿を知人と共有する情報の「拡散」(Facebookの「いいね!」機能やTwitterのリツイート機能等を利用して情報を広めること)は、SNS利用者の5割以上が実施しており、約17%はほぼ毎日実施している。

年代別にみると、20代以下でやや多いが、30代以上は大きな差はなく、年代を問わず活発な情報拡散が行われていることがわかる(図表4-2-2-9)。

引用元 平成27年度情報通信白書

デメリット 簡単に見てもらえるとは限らない

たくさんの情報を一気に伝えられる動画ですが、アップして公開したからといってすぐに再生をされるわけではありません。

動画を見たいと思わせる工夫が必要です。動画だけのせておけば安心という過度な期待は持ち過ぎないようにしましょう。

動画を使用する場合は

  • キャプション
  • 説明文

を入れておくと良いです。

また例え再生をしてもらっても、「つまらない!」と感じてしまえば停止ボタンを押され二度と再生されることはありません。

デメリット 撮影や準備に時間がかかる

簡単な動画なら携帯でも撮影できますが、セールス用の動画撮影などは企画、撮影、編集などの作業が発生します。

また

  • 自社で撮影するなら機材などのコスト
  • プロに発注するなら外注費

などのコストがかかります。

また一度編集した動画を修正するのも、文字情報であればすぐに修正ができますが、動画は手間がかかります。

動画ソフトの知識があれば細かく対応できますが、そうではない場合はその都度依頼をしなければいけないため、時間とコストがかかります。

総務省 平成27年度情報通信白書

ソーシャルメディアの種類douga03

 

代表的なSNS*16の利用状況を確認する。最近約1年以内に利用した経験のあるSNSを尋ねたところ、 LINE(37.5%) 、Facebook(35.3%)、Twitter(31.0%)の順となった。

それぞれ実名(本名又はこれに準 ずる氏名)、匿名(実名以外)のどちらで利用しているかを尋ねたところ、実名利用率(全利用者数に対する実 名利用者数の比率)が高かったのはFacebook(84.8%)、LINE(62.8%)であり、低かったのはmixi(21.6%)、 Twitter(23.5%)であった

引用元 平成27年度情報通信白書

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ソーシャルメディアには利用者同士のつながりを促進する様々なしかけが用意されており、互いの関係を視覚的に把握できることが特徴である。

2000年代以降、世界的に普及し、インターネットの活用において重要な存在となった。たとえば、Facebookのアクティブユーザー数は2015年3月時点で全世界14億人に達している(図表4-2-1-2)

。更に2000年代末以降のスマートフォンの普及は、生活の中でソーシャルメディアをいつでもどこでも利用可能にし、位置情報等のスマートフォンの様々な機能と連携して、その活用の幅を広げた。

引用元 平成27年度情報通信白書

SNSの利用率

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まず、代表的なSNS*16の利用状況を確認する。最近約1年以内に利用した経験のあるSNSを尋ねたところ、LINE(37.5%) 、Facebook(35.3%)、Twitter(31.0%)の順となった。それぞれ実名(本名又はこれに準ずる氏名)、匿名(実名以外)のどちらで利用しているかを尋ねたところ、実名利用率(全利用者数に対する実名利用者数の比率)が高かったのはFacebook(84.8%)、LINE(62.8%)であり、低かったのはmixi(21.6%)、Twitter(23.5%)であった(図表4-2-2-4)。

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年代別に利用率をみると、全般に年代が高くなるほど利用率が下がる傾向にあるが、Facebookについては20代以下で約5割、30代と40代で4割弱、60代以上でも2割以上の人が利用しており、年代を問わず浸透している。

これに対し、LINEの利用率は年代によって大きな差があり、20代以下では6割以上の人が利用しているのに対し、60代以上で1割未満の人しか利用していない(図表4-2-2-5)。実名・匿名の別をみると、年代によってそれほど大きな違いはみられないものの、60代以上ではLINE、Twitterについては他の年代に比べて実名利用率が高くなっている。

引用元 平成27年度情報通信白書

動画マーケティングの活用方法

その1 お客様の声を動画で!

商品を買うときに必ずお客様がチェックするお客様の声は、どこのサイトでも多く掲載されています。商品を買おうかなと迷っているお客様の背中を押してくれる重要なお客様の声こそ動画で公開してください。

写真よりも更に親近感がわき、真実味を増します。お客様の声を実際の声で届けてみましょう。

その2 教材やコンテンツにしよう!

商品説明やセミナー、また社内勉強会など撮影した動画があれば一度見直してください。

無料公開や有料ウェビナーなどに使用できるコンテンツはありませんか?

「いやいや、これは外に出しても誰も見ないよ」と決めつけてはいませんか?その情報が欲しいかどうかはお客様は決める事です。

ダメだと決めつけて外に出していない動画があれば一度内容を確認して、教材やコンテンツとして公開していきましょう。

動画マーケティングの3つの注意点

注意点1 重くならないように対策をしよう

サイトに動画を埋め込むと、お客様の視聴環境にもよりますが

  • なかなか再生されない
  • なかなか開かない
  • 再生されてもすぐに止まってしまう

などの不具合が生じることもあります。

欲しい情報があり、ページにたどり着いても動画がなかな再生されなければ確実にそのままページは閉じられてしまうでしょう。どれだけ有意義な情報があったとしてもお客様に見てもらわなければ意味がありません。

サイトの制作を外注に依頼している場合は、「動画を埋め込んでもサイトが重くならないようにしてほしい」と必ず指示を出しましょう。

サイト制作会社の中には、ただ動画がきちんと再生されれば良し!としている会社もあるかもしれません。

注意点2 目的を見失わないようにしよう

動画を使用し始めると気になってしまう再生回数です。

再生回数が多ければそれだけたくさんの人に視聴頂いていることになりますが、再生回数ばかりが気になってしまっていませんか?

大事なのは再生回数ではありません。動画は何の目的で撮影し、公開をしていますか?

今一度目的を思い出してください。その目的がどのくらい達成されているか常に計測をしてください。

  • 電話問い合わせ
  • 資料請求
  • メールアドレス登録

など、目的の数値を日々計測してグラフ化しましょう。

グラフの伸びが停滞していたら動画の見直しが必要かもしれません。

注意点3 長すぎる動画は分割しましょう

文字よりたくさんの情報量が公開できる動画ですが、一気にたくさんの情報を伝えたいからといって長い動画は途中で離脱してしまう可能性があります。

動画の内容に満足していても、ネット環境の不具合で止まってしまうことも考えられます。

途中で止まった動画をもう一度再生して、すでに視聴したところを探し出し、そして続きを見る…。といったことをしてくれるお客様は少ないかもしれません。

自宅からパソコンでゆっくり見てくれるお客様もいれば、携帯で移動時間に・食事中に見ている人もいらっしゃいます。

長時間、動画を視聴する時間を確保するのはなかなか難しいかもしれません。

まとめ

どの年代の人とも性別関係なくインターネットを使用し、毎日動画を再生しています。

目から、耳から情報が一気に入ってくる動画は、マーケティングに必要不可欠なものとなっています。

カメラに撮られる、カメラの前で話をする、ということが苦手な人も多いかと思います。しかしその緊張して発した言葉1つ1つをお客様に直接届けることができます。

文字ではない、言葉で想いを伝えることが出来る動画を今すぐ活用してください。

まずは「なぜ自分がこの事業をしているのか?」「なぜこの仕事を志したのか?」という想いを動画にして、想いをのせてはいかがでしょうか。

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