もう絶対に騙されない!失敗しないWeb業者の選び方8選
あなたは今自社のWebサイトはお持ちですか。
インターネットで販売や集客ができるので、多くの会社は自社サイトを持っているかと思います。
自分で作ったという人もいるかと思いますが、ほとんどの人はWeb業者に発注をして、高いコストをかけてサイトを制作しているはずです。
そんな重要なサイトですが、ここで一つ質問です。
「あなたのサイトはただの会社案内になっていませんか?」
サイトとして、きれいだし、お洒落だし、気に入っている…。だからとても満足していると思ったあなた。
ちょっと待ってください!
サイトの目的をお忘れではありませんか?
Web業者の言いなりになってサイトを制作してしまっていませんか?
サイトはあなたの大切な会社の顔です。
そんな大事なものをまかせるWeb業者を簡単に決めていませんか?安い、早いで決めては絶対にいけません。
失敗しないWeb業者の選び方とはどのようなものでしょうか。
失敗しないWeb業者選びの3つのチェックポイント
Web業者は必ず気になった数社と打ち合わせをして下記をチェックしてください。
なるべく多くの実績を確認する
過去の担当したサイトを確認しましょう。
デザインの傾向や強い業種の傾向が読み取れます。
同じ業種で過去に高い実績を出していれば、すでにノウハウが蓄積されているはずなので、同じように高い反応が期待できるでしょう。
またその過去実績にかかったおおよその予算も確認しましょう。
過去の実績を数字で報告してもらおう
過去の実績は見た目だけでなく、実際の実績を数字で報告をしてもらってください。
- 制作費
- 毎月のアクセス実績数
- 毎月の問合せ実績数
- 広告費
- CPA
- CPO
数字で報告ができる業者は、契約をしても数字で会話ができるのでできるWeb業者だといえます。
相性の良い担当者がいるか確認しよう
どれだけいいWeb業者でも、
- 「なんか頼みづらいな…」
- 「忙しそうだからお願いしにくいな」
- 「修正依頼したら、怒りそうだな」
と思ってしまったら、いいサイトは完成しません。
いつでも、どんな時でも意見を伝えやすい担当者がいるかどうかは重要です。
遠慮せず、本音で話ができる担当者がいなければ中途半端なサイトができてしまいます。
失敗しないWeb業者の見つけ方
その1 インターネット検索
気軽に検索できるので、パソコンやスマホで業者を探す方は多いかと思います。
たくさんの情報を得られるので、近隣だけでなく広いエリアから業者を探すことができますが、1ページ目に表示される業者=良いWeb会社ではありません。
業者の方針や実績をサイトで確認するだけでなく、口コミなどの情報も調べてみましょう。
その2 紹介してもらう
信頼している人からの紹介は安心でき、話も進みやすいかと思います。
しかし紹介元がうまくいったからといって、必ずうまくいくとは限りません。業種も違えばサイトの目的も違いますので、まずは
- 何が得意なのか
- 過去の実績
- 費用
等を冷静に確認しましょう。
その3 ランサーズやクラウドワークスで見つける
- デザイン制作
- コピー制作
- コーディング
など部分ごとの発注も可能です。
しかしインターネット上でのつながりが強いので、
- スムーズに連絡が取れない
- 連絡が取れなくなる
- 細かいニュアンスが伝わらない
などの問題もでてきます。
もちろん他の業務も抱えていたり、用事がある場合もありますが長期間連絡が取れなくなったら困ります。
プロジェクトが始まる前に
- 主な連絡方法(電話、メール、チャットワークなど)
- 連絡が取れる時間帯や曜日
- 定期連絡の必要があれば定期報告日の設定
などお互いストレスにならないように予めルールを決めておきましょう。
失敗しないWeb業者の選び方8選
「安い」で決めない
起業したばかりの頃など費用をなるべく抑えたい時期は、高いコストをかけて何かをするのは大変難しいと思いますが、安いだけが理由で業者を決めないでください。
- 安く完成したサイトで集客0件
- コストをしっかりかかったサイトで集客20件
上記でしたらどちらが良いと思いますか?
目先の出費を抑えたい一心で視野が狭くなってしまいますが、サイトは会社の顔となります。
その顔であるサイトがただの会社案内ではお客様はすぐに開いたページを閉じられてしまいます。
安いで決断をせず、得られるリターンで決断をしましょう。
数字で会話できる
「ほぼほぼできてますね。」
「もう少しでアップできます!」
こんな返事をされたことはありませんか?
上記のような回答する業者は、「何となく納得してしばらく様子を見ても、全く完成する様子もないし、サイトも公開されない…。」という結果となります。
数字を意識して数字で会話できる業者は
- 「全体を100%としたら、85%完成しています。進捗の遅れはありません。」
- 「残りの作業が●●だけなので、あと1日で公開できますので明日●時に公開します。」
上記のようなより具体的な、よりわかりやすい回答をしてくれます。
「ほぼ」「もう少し」を使う業者には今すぐ数字で伝えてほしいとお願いしてください。
サイトを育てる意識を持つ業者
サイトを完成させて、納品データを公開したらサイトは動き出します。
でも思ったより反応がでない場合は改善が必要となります。
納品したら終わりで知らんぷりとうい業者も多いようですが、サイトは育てていかなければいけません。
修正の費用はかかりますが、一緒にサイトを育てようとする気持ちを持つ業者はサイトが成長し続けます。
サイトが成長すると集客が安定するようになり、一定の売上が確保できるようになります。
自社の集客をWebで行っている業者
Web集客が成功しているWeb業者は売れるサイトの仕組みを知っている業者です。
しかしWeb集客が成功しているWeb業者はとても少ないのが現状です。
それは売れる仕組みを知らないからではなく、忙しくて自社の事に手が回らないという理由も考えられますが、Web集客をしていない業者には何故Web集客をしていないのか理由を聞いてみましょう。
パソコンとスマホを別対応してくれる
最近はパソコンではなく、スマホで検索する人が増えています。パソコンとスマホでは抑えるべき部分が全く違います。
エントリーフォーム
スマホは便利ですが、画面も小さく入力もパソコンに比べると面倒です。興味がある商品があってもフォームからの申し込みが面倒で途中でページを閉じてしまった経験が誰でもあるのではないでしょうか。
スマホサイトではパソコン以上にフォーム画面で離脱をする可能性が高いのが現状なので、フォームの最適化は必須です。
またエントリーフォームはすぐに改善ができ、効果が表れやすいのでまずエントリーフォームの最適化をしてみてください。
必須項目を見直そう
数多くのフォームには必ず必須項目があります。販売元が必ず知りたいお客様情報であり、どれも必要な項目だとは思いますが本当に必要な情報でしょうか。
確かにお客様の情報は1回でできるだけ多くの情報を収集したいと考えてしまいますが、それはこちらの勝手な都合でありお客様には関係ありません。
また項目の横に「必須」と赤い文字で書いてあるフォームも数多くあります。必須項目が多ければ多いほど赤い「必須」の文字が目に入り、面倒に感じられてしまいます。
最初に「※は必須項目です」と注意書きをしたうえで、必須項目は「※」で表示するなど工夫をしましょう。
ダウンロードで商品が手元に届くなら住所の入力は必要でしょうか。その必須項目は必要な情報でしょうか。
今一度自分のフォームを確認してみてください。
フォームページに電話ボタンを設置しよう
フォームの入力が面倒だと思うお客様にはまず電話をしてもらうようにしましょう。
フォームの入力が面倒なお客様だけでなく、とにかくすぐに来てほしいという急いでいるお客様への対応もできます。急いでいるときにフォームからの問合せしかなかった時を想像すると、それがどれだけお客様のストレスになるか想像ができます。
- 電話番号を表示したうえで、タップしただけでコールできるようにボタンを設定する
- 営業時間を表示する
- ダメ押しのために得られるメリットを伝える
- 電話番号はなるべくフリーダイヤルにする
上記をプラスすることによりさらに問合せや申込の数がアップする可能性が高まります。
コピーを書いてくれる業者
多くのWeb業者は「文章はそちらで用意をしてください」と当たり前のように言ってきます。
しかし良いWeb業者は、ヒアリングの時間を取りコピーを考えてくれます。
もちろん費用はプラスになりますが、ヒアリングをして発注者の目的を深く理解してWeb制作に着手するのとしないのとでは、完成したWebが全く違うものとなります。
コピーの作成はともかく発注者に細かくヒアリングをしてくれる業者は良い業者と言えるでしょう。
対応が早い
サイトやエントリーフォームの修正は、広告を出した後にはできるだけ速やかに対応して頂かないと、大事な広告費が無駄になってしまいます。
修正などの対応がなるべく早めに対応してくれれば、それだけロスが少なくて済みます。
金曜日の夜に修正事項が見つかっても、土日営業をしていなく全く対応してもらえなければ、こちらはただ見ているしかありません。
出来る限り早急に対応をしてくれる業者を見つけましょう。
広告管理もできる
サイトを作成したら広告を出すことになるかと思いますが、通常は別の広告運用会社を見つけて発注をします。
しかしWeb業者内で広告運用もできれば、テスト等を繰り返す際の動きがとても早く済みます。
また運用費用も割安になることもあります。
広告運用もできるWeb会社はあまり数多くありませんが、Web業者に確認をしてみましょう。
まとめ
インターネットで検索するとたくさんのWeb業者が出てきます。その中から良い業者を選びだすというのはかなり難しい作業です。
せっかく大切な費用をかけて、大切なサイトを作るのならより良いWeb業者に出会いたいと願うはずです。
簡単に良い業者を見つけることは難しいかもしれませんが、あなたが良いWeb業者のポイントを理解していれば、普通のWeb業者を良いWeb業者に変えることはできます。
ここだけは譲れないというあなたの守るべきポイントについては、手を緩められることがないよう業者に伝えましょう。