失敗しない!起業セミナー参加の成功ポイントと起業マインド
「起業をしたい!」「でもまずは何をすればいいのかわからない!」「だけどとにかく起業したい!」
と思った事はありませんか?
現状に何かしらの不満があってもなかなか現状を打破できないままで、悶々と日々を過ごしていても何も変わりません。
今を変えるには行動あるのみですが、どう行動していいかわからないまま行動をすると無駄な回り道をしてしまうかもしれません。
無駄な回り道は時間を無駄にするだけではなく、お金も無駄になってしまう事があります。
起業をする前はなるべく無駄な出費は抑えたい時期です。
回り道をせず最短ルートで起業をするために事前に必要な知識や経験者の話を聞きたくはありませんか?
そんな時におすすめなのが起業セミナーです。起業セミナーは専門家の話だけではなく、実際に起業を経験した人の成功話や苦労話を聞く事ができます。
成功話はモチベーションアップにつながり、苦労話は失敗を回避するために役に立つ情報となります。
起業に関する
- 必要な資金
- 必要な知識
- 必要な手続き
- 必要な心構え
など、実際の実務や経験者のノウハウを手に入れられるおすすめの起業セミナーについて説明をしたいと思います。また企業に必要なマインドや成功ポイントも合わせて説明したいと思います。
Contents
起業とは?
起業とは、新しく事業を起こすことです。
起業が成功するために必要なマインド
好奇心
人が見逃してしまいそうなところにビジネスチャンスを発見することが必要であり、その基礎は好奇心にあります。
会社勤めのサラリーマンは自分の業務から半径1メートル以内のことにしか関心がありません。思考パターンもいかにして自分の業務を楽に短時間でこなすかが中心になってしまします。
起業するにはもっと広い視点で、
- 世の中の人が何を求めているのか
- 時代はどの方角に流れていくのか
を日々の観察から導き出さなければなりません。
ビジョン
目先のことだけでなく、3年後5年後のビジョンを持ち、旗を上げられるかが大切です。
今が快適であれば満足だというのは一般的な従業員の考え方で、それでは志を持った人間は自分の周りには集まってきません。
今の自分を超えられるような夢をかたり、その夢が夢で終わらないための具体的な方法に関する筋道をつけていくのが起業家です。そこに会社としての勢いも宿り、お客様に認めてもらえる価値が生まれるのです。
人間力
仕事に対する姿勢は従業員やお客様の目に常にさらされています。
ビジョンを持つことだけでなく、そのビジョンを確実にするための泥臭い部分や、地味な実務的なこともきちんとこなす必要があります。
その積み重ねの中でビジョンは説得力を持ち、あなたの人間性が磨かれます。相手を喜ばせながら自己成長させることを日々当たり前のように繰り返すことこそが、成功に必要な人間力を磨く最短の方法です。
起業するために必要なマインドの育て方
ぶれない軸の作り方
頑固と信念は違う!
自分自身の考えを持つことは起業家にとっては必須ですが、それをワンマン社長の頑固と勘違いしないようにしましょう。
自分の考えに固執するのは自分のプライドのため。信念はお客様や従業員を含めたみんなのためという大きな違いがあります。
人を感動させるビジョンの作り方
夢とビジョンは違う!
夢が夢だけで終わっているなら妄想と変わりありません。起業家のビジョンは夢をみんなで共有し、なおかつその実現のための道筋をつけることとワンセットです。
夢を語ることとビジョンを示すことをしっかり区別しましょう。
人を巻き込む勢いの作り方
空気を読むのではなく空気を作り出せ!
人をのせるのがうまい、会議で仕切るのがうまい、こういったレベルでは起業家としては不十分です。
単に人をのせるのがうまかったり、仕切るのがうまいひとというのは、その場の空気を読むことに長けているだけという場合が多いです。
ビジョンを小さくてもいいので日々形にしていくことで、空気そのものを作り出すことができる人になりましょう。
当たり前のことをこなしていく確実性の作り方
仕組み化は退屈さや窮屈さとは違う!
マクドナルドやディズニーなどの洗練された仕組みの中で働く従業員はとても活き活きしています。
でも、学校時代の校則というのは退屈で窮屈なイメージしかありませんよね。 同じルールでも、それに従うことが気持ちいいような仕組みを従業員に与えてあげるには、小さな目標で日々達成感を味わえる仕掛け作りが必要です。
起業家は大きなビジョンを示すとともに、こうした従業員の日々の小さな満足感向上への視点も持っていないといけません。
成功する起業家に特徴的な10のポイント
1.人のせいにしない
これはリーダーとして上に立つ人間の基本ですが、それだけではありません。起業家は最終責任者ですので、ひとのせいにするということは、簡単に会社の責任を放棄する人間だということで信用されません。
2.全てが自分の判断
スタートアップ企業は、まだ製品やサービスとして認められていないものを世に出していくという宿命があります。この点が取締役会で選任された大企業の社長と違う点です。 人に相談することも大切ですが、自分しか見えていないビジョンを自分自身の判断で形にしていかなくてはらなない局面が、大企業の社長に比べて遥かに大きなウェイトを占めます。
3.誰も助けてくれない
すでに成功した会社と付き合いたがる人間はゴマンといます。しかし、まだ海の物とも山の物ともつかない状態の会社とつきあいたと思う人は稀です。 表面的に中が良くても、いちばんしんどい時には離れていってしまうということもしかたのないことです。誰も助けてくれない状況で自分の信念を信じて行動できる精神力が起業家には必須です。
4.全ての行動は自分
人任せにせずに、道を切り開くのは自分でやらねばなりません。切り開いた跡の道の地ならしは信用できるナンバーツーに任せるとしても、最初の一歩は自分自身で開拓していくのが成功する起業家です。
5.言葉だけでなく行動すること
評論家やコンサルタントのように涼しい顔をして戦略を語るだけでは起業家とはいえません。 自分のビジョンを形にすることができなければ単なる夢想家です。夢想家と起業家の違いは、行動の裏付けがあるかどうかにかかっています。
6.行動の素早さが成功に比例する
「仕事がはやいね」という褒め言葉がありますが、起業家にとってこれは単なる褒め言葉ではなく、必ずできないといけないことです。 素晴らしいアイディアを考えた時に、自分と同じことを考えている人間が何百人もいると考えるべきです。形にした者だけが夢想家から起業家に脱皮できるのです。
7.数字に強くなる
数字に強いということは、理数系の才能とは関係ありません。数字に強いということは結果を出す意識と結びつています。 常に結果を数字で把握して自分自身と自分の会社に厳しくあることが大切です。結果を曖昧にせず、常に客観的に状況を把握する意識を持っていれば自然と会社の数字には強くなります。
8.仕組み作りをうまくやる
成功する会社は例外なく優れたマニュアルを持っています。起業家としてのあなたの頭脳とビジョンを分かりやすく形にして、チームのみんながそれを共有できるような分かりやすい仕組み作りを疎かにしては、起業は足元から崩壊するおそれがあります。
9.自分の分身を育てる
自分が突っ走るだけでなく、ナンバーツーを育てる余裕を持ち、自分と同じレベルの判断力、行動力を持つ人間を身近に育てましょう。
10.外部のネットワークを構築する
すぐれた起業家は社内のリーダーシップとともに、社外にとてつもない人脈を持っています。自分自身のビジョンを社内だけでなく、社外に対してもアピールし、自分の協力者のネットワークを拡大していきましょう。
こんな時はこんなセミナーへ参加しよう!
創業資金について知りたいときはこんなセミナーへ
目的
まず自分で起業に必要な資金を用意する必要がありますが
- 起業にいくら資金が必要なのか
- 用意できなかった場合の融資先を知りたい
- 融資に必要な手続きを知りたい
などをセミナーで学びましょう。
主催者、講師
- 商工会議所主催
- 元銀行員が講師
- ファイナンシャルプランナーが講師
- 日本政策融資金融公庫が主催
など様々な講師やセミナーがあります。
注意点
起業時にはより多くの資金があったほうが良いので、なるべく多額な金額を融資してもらいたいと思います。
しかし助成金でない限り、必ず返済をしなくてはいけないので返済をする事を考えて計画をしてください。
起業前の計画はあくまでも「想定」です。実際に起業してみたらなかなかうまくいかないということも考えられます。
セミナーでは融資のメリットがメインの場合があるかもしれませんが、返済があるということを忘れないでください。
起業時の融資については「もう資金で悩まない!【中小企業融資】状況別おすすめ6選」に起業時の融資についての記事がありますので参照してください。
マーケティング知識を手に入れたいときはこんなセミナーへ
目的
いいサービスや商品があってもそれをどのようにお客様に伝えていいかわからない人が多いかと思います。
- より良い商品開発
- 商品のターゲット選定
- 商品の販売戦略
- 売れる商品の企画
などを考えるときにフレームワークなどマーケティングの知識があると戦略や計画が立てられます。
「何となくうまくいく」ではなく「絶対にうまくいく」設計をするために必要な知識を学びましょう。
フレームワークに関しましては「経営のプロが教える新規事業を成功に導く9つのフレームワーク」記事を参照してください。
主催者、講師
- コンサルタント
- 経営者
- マーケティングプランナー
などの様々な講師やセミナーがあります。
注意点
マーケティング知識は本屋で販売されている書籍からでも得られる知識ではあります。しかしセミナーではわかりやすく噛み砕いて説明をしてくれるので、書籍で読むより頭に入ってくるかもしれません。
しかし実際に使えなければ意味がありません。実務で使えるまでにセミナーで落とし込みましょう。
おすすめの書籍に関しまして「タイプ別!起業準備のために絶対に読んでおくべき書籍15選」記事を参照してください。
集客について知りたいときはこんなセミナーへ
目的
マーケティング知識を身につけて、ターゲットが決まり商品の設計ができてもお客様が集まらないと商売は成り立ちません。
- 集客方法そのもの
- 適した集客方法(ネット、チラシ、DMなど)
- 適した集客媒体(PC、スマホ、雑誌など)
- 広告運用
などセミナーで学んで、自分の商品に適していてなおかつターゲットに適した集客方法を見つけましょう。
集客には多少ならずコストがかかります。見当違いな集客をしないようにセミナーで学びましょう。
主催者、講師
- コンサルタント
- 経営者
などの様々な講師やセミナーがあります。
注意点
講師が集客が本当にうまくいっているかわかりませんので、必ず講師の実績を確認しましょう。また集客のプロである講師のセミナーに参加人数が少ない場合は、集客がうまくいっていない証拠です。
集客がうまくいっている講師は聞かれたらすぐに実績を数値でしっかりと答えてくれるはずです。
そしてうまくいった実績のある集客ノウハウは公開してくれるはずです。肝心なところは教えてくれないセミナーは意味がありません。
また全て真似をするのではなく、自分の商品にあった集客方法にカスタマイズも必要です。テストを繰り返しながらお客様の反応を計測してベストな集客方法を構築しましょう。
経理について知りたいときはこんなセミナーへ
目的
実際に起業をした後に個人の費用とは別で会社の経費として使用した費用は別に管理をしなくてはいけません。
また
- 時間が経てば経つほど何に使用した費用かわからなくなる
- 領収書が個人と法人がまざってしまう
- 領収書を紛失してしまう
上記のような事があってはなりませんので、起業をしたらすぐに経理の管理ができるようにセミナーで管理のコツや会計入力方法やルールを学び、まず仕組み化してしまいましょう。
毎月◯日に締めて、毎月◯日に会計ソフトに入力するなど独自のルールを決めてください。
主催者、講師
- 会計士
- 税理士
- 銀行主催
などの様々な講師やセミナーがあります。
注意点
士業開催のセミナーは、セミナー終了後
- 会計入力の代行
- 顧問契約
を進められるかもしれません。全ておまかせしてしまい、その時間を業務に集中させるということも大切ですが、起業後はかけられる資金も少ない状況です。
- 何にどくらいコストがかかっているのかを肌で感じるため
- ビジネスのお金の流れ
を把握するためにも最初は自分自身で管理をしたほうが勉強になります。
規模が大きくなり、自分の手に負えないお金が動くようになったら専門家におまかせしてもいいでしょう。
起業セミナー参加の成功への3つのポイント
講師と仲良くなろう!
セミナー会場に到着すると何故か講師の近くの席は空いていて、後ろのほうから埋まっていきます。一番前や講師の近くというのはなぜか敬遠されてしまうことが多いですが、講師に顔を覚えてもらうために一番前に座りましょう。
特に懇親会には必ず参加をして講師の近くに座りましょう。懇親会ではお酒も入ることが多いので、セミナー会場では見られなかった講師の表情が見られ、セミナー会場では話さなかった話も聞く事ができることもあります。
遠慮は禁物です。一番前の席を狙ってください。
無料や安価なセミナーから始めよう!
セミナーに参加するときに一番不安なのが、行ってみないと内容がわからないことではないでしょうか。サイトで色々な事が掲載されていても、「実際行ったらがっかり…」という体験者の話は聞いたことがあるかと思います。
実際時間とお金をかけて、がっかりして帰ってきたくはありませんのでまずは無料セミナーや安価な価格のセミナーに参加をしてみましょう。
無料ばかりに頼るのはやめよう!
さっきと言っていることが違う!と言われてしまいそうですが、最初のうちは無料や安価なセミナーに参加して、雰囲気を掴み経験を積むのも大事ですが、無料に頼りきってはいけません。
何故無料のセミナーに頼ってはいけないのでしょうか。「無料で学べるならいいじゃないか!」と思われるかもしれませんが、
無料だと
- 無料だからいいやという甘い考えが出てくる
- 無料だからついついウトウトしてしまう
- 無料だからこのまま何もしないで過ごして、また参加すれいいやと思う
という考えが知らず知らずのうちに芽生えてしまいます。
逆に有料や高額なセミナーで上記のようなことが考えられるでしょうか?高いお金を払っていたら、一語一句を聞き逃してはならないと真剣に参加するはずです。そして必ず何か実行、行動しようと思うはずです。
高い参加費を払って、ウトウトするでしょうか?身銭を切って参加していれば真剣に取り組まざるを得ません。
自分が価値を感じられるものにはお金を払って真剣に向き合い、学びましょう。
起業セミナー参加の注意点
参加することを目的にしない!
セミナーに参加する機会が増えると、知識が増えるだけでなく知り合いも増えます。段々顔見知りが増えてきて、セミナー参加自体になれてしまうと、いつの間にかセミナーに参加することが楽しみとなり、目的を見失ってしまいます。
セミナーに参加する目的は「起業のため」です。セミナーに参加するごとに起業に一歩ずつ近づいていないといけません。
時間も費用もかけて参加するセミナーの目的を忘れないようにしてください。
行動することを忘れない!
いろいろなセミナーに参加すると多くに知識を得ることができます。今まで知らなかった経営のアレコレや、マーケティング用語など面白いように知識が増えていきます。
しかし知識を得るだけでは何も始まりません。
得た知識を元にすぐに行動をしなくては意味がありません。得た知識は必ずアウトプットして行動につなげましょう。
起業時にはたくさんやることがあるので、時間もないかもしれませんが、時間を作り行動をすることを忘れてしまうことがないようにしましょう。
「1つのセミナーに参加したら、1つのアクション」を実行してください。
まとめ
今はパソコン1台あれば仕事ができる時代ですが、起業となるとそれなりに準備が必要となります。
人生に1度あるかないかの起業は絶対に失敗をしたくありません。失敗しないようにするには準備と知識が必要です。
セミナーに参加することにより有益な知識が得られるだけでなく、経験者のアドバイスももらうことができるので、インターネットで検索した情報では得られない経験ができます。
しかしセミナーに参加すれば、誰でも絶対に起業できるというわけではありません。最後は自分の判断力と行動力が必要となります。
セミナーに参加しただけ、とならないようにセミナーに参加したら必ず行動をしてください。そして起業をして夢を叶えてください。