資格＝独立？資格以外にも必要な要素・独立力の６つの秘訣

資格を取りたいという希望に燃えている人の夢は様々です。

• フリーランスとして活躍したい
• 社内で出世コースに乗りたい
• 副業ライフを充実させたい

などの希望を持って資格試験にチャレンジする人が多い中、「今いる会社をやめて独立したい！」という希望を持って資格試験にチャレンジする人もいます。

資格をとって独立して成功している人もいますが、それ以上に失敗している人も大勢います。

この記事では、独立志向の強い資格チャレンジャーの「資格があれば独立できるのか？」という一番知りたい部分に答えます！

「資格があれば独立できる」というのは本当？

いきなり結論めいたこと書きすが、「資格＝独立」ではありません。

資格というのは、あくまでその仕事に従事するための必要条件に過ぎません。

大切なことですので、まずこの思考の切り替えをしっかりしておきましょう。

例えば医師免許がない人は目の前に瀕死の重病人がいてもオペをやってはいけません。いくらブラックジャック並の技術を持っていてもブラックジャックになることは違法です。

また、税理士資格を持たない人は税務相談に乗ってはいけません。いくら会社経営歴50年の節税のプロでも他人の節税のアドバイスはできません。

オペをしたり節税相談に乗ったりするには資格がいるわけですが、資格とは、目の前に仕事があるのに認定されていないとできない特別な許可だということです。

この時大切なのは、「仕事があるのに」という部分です。

もう言いたいことはおわかりだと思いますが、目の前に仕事が無いのに資格だけ持っていても、だれもオペをして欲しいと思ったり、節税相談に乗ったりして欲しいとは思わないのです。

目の前に医師の資格だけは持っているインターン中の先生の卵とブラックジャックがいたら、ブラックジャックに手術をしてもらいたいと思う人が多いでしょう。

また、税理士試験にやっと合格したばかりの経験ゼロの税理士さんと、経験豊富な経営歴50年の無資格者の社長がいたら、こっそり相談したいのは、海千山千の社長さんではないでしょうか？

別の言い方をすれば、資格があれば形として独立はできますが、それだけでは誰も仕事を頼みたいと思わないので、続かないとういことです。

独立するために資格以外に必要な事とは？

とはいえ、もぐりの医者やもぐりの税理士でやっていくというのも現実的ではありません。

一番いいのは、独立が果たせるようなきちんとした資格をとって、すぐにでも仕事を頼みたいと思わせるような実力を付けておくことです。

先ほどの繰り返しになりますが、ここで「とりあえず独立したら、実績は後からついてくるだろう」と安易に考えないことです。

実力のある人が、さらに実績を積んでさらにお客さんが集まってくるという成功の図式はありますが、実力のない人がとりあえず開業しても事務所の家賃が払えなくなってしまうのがオチです。

資格は独立のための一要素でそれ以下でもそれ以上でもないことを再度肝に銘じて、ここで資格以外に必要な要素、独立力を洗い出してみます。

資格以外に必要な要素・独立力の６つの秘訣

必要な秘訣その１　無名のあなたを知ってもらうための自己ブランディング能力

必要な秘訣その２　見込み客を集めることができる集客能力

必要な秘訣その３　クライアントの要望をきっちり把握できるコミュニケーション能力

必要な秘訣その４　営業マンに必須の案件クロージング能力

必要な秘訣その５　リピーターとなってもらうためのフォロー能力

必要な秘訣その６　既存顧客に新規顧客を紹介してもらえるための人間力

これらの能力は、別に資格がなくても磨けます。

そしてこれらは独立した時、後からついてくるお客さんが何人ついた、案件を何件こなしたという「実績」とは別のものだということが分かるでしょう。

そうです！

つまり「資格試験合格のための勉強」を頑張るとともに、こうした「独立して一人で仕事を回していく能力」を同時に磨いていけば、資格を基にした独立は成功するのです！

今の仕事を続けながらだんだんと独立するのがベスト！

それでは、「資格試験合格のための勉強」と「独立して一人で仕事を回していく能力」はどうやったら両方頑張れるのでしょうか？

一番いいのは、

• 今の仕事を続けながら仕事の中で「独立して一人で仕事を回していく能力」を磨いてく
• 会社から帰宅後や休日に「資格試験合格のための勉強」をする

ことです。

たとえ、今やっている仕事と資格をとってやりたい仕事が分野的に違っていても、先ほどの能力を磨いていくことには共通点があるはずです。

例えば、先ほどの能力を以下のように日常業務をこなしながら磨いていくことができるはずです。

無名のあなたを知ってもらうための自己ブランディング能力

ルートセールスや、チームでの営業だけでなく自分自身で新規顧客開拓にチャレンジしてみる

見込み客を集めることができる集客能力

他のチームがやっていたセミナーやイベントの企画や運営にタッチしたいという希望を出してみる

クライアントの要望をきっちり把握できるコミュニケーション能力

先輩任せ、同僚任せにせずお客さんとのコミュニケーションを自分から深めていく

営業マンに必須の案件クロージング能力

営業面だけに限らず、すべての仕事に結果を出すことを明確に意識して日々の行動を組み立てる習慣をつける

リピーターとなってもらうためのフォロー能力

会社の業務として義務化されていなくても、積極的に既存顧客のフォローをしてみる

既存顧客に新規顧客を紹介してもらえるための人間力

名刺入れにたまっている名刺を整理して自分をどんどん売り込む努力をする

こうした能力を、会社で給料をもらいながら続けることができてしまうのは会社勤めの素晴らしいことです。

自分の能力を磨くだけでなく、こうした意識で仕事に取り組んでいれば会社の発展にも貢献できるはずです。

会社で独立力を磨きながら取りやすい資格の例

では、具体的に会社で独立力を磨きながら取得しやすい資格例を見てみましょう。

総務・経理関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

法務関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

不動産関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

金融関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

パソコン・IT系の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

インテリア関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

設備・電気・安全に関する仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

Web関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

ファッション関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

美容・メイク関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

ブライダル関連の仕事をしているなら

※資格試験情報は主催者にお問い合わせ願います。

以上、会社での自分の仕事を活かしながら独立力が身につきやすい資格の例でした。

まとめ

最後に繰り返しますが、「資格＝独立」ではありません。

今いる会社で「資格試験合格のための勉強」と「独立して一人で仕事を回していく能力」を同時に身につけながら、無理なく独立を志向して頑張ることが、成功する資格を活かした独立への道です。

頑張ってください！