20年無借金経営の私が厳選!起業成功率を劇的に上げる本10選
現状に不満があり「起業をしたい」「独立をして自分の実力を試したい」と思ったことはありませんか?
でも実際に自分にできるのか不安で行動にできないと多くの方から毎日相談を受けます。
実は私はドバイに住んでいますが、現在も日本で数十社の会社を経営している現役の経営者です。
20年ほど会社経営をしていますが、数多くの問題を乗り越えながら、20年無借金経営という成功を手にしてきました。
そんな私がお勧めする起業成功率を劇的に上げる本を10冊ご紹介したいと思います。
起業に関わるマインドや経営者として人や心を動かす方法やマーケティング・営業方法など起業するにあたり必要な本をご紹介します。
会社経営をしたばかりで毎日不安だった自分に読ませたいと思える本を厳選しましたので是非ご覧ください。
Contents
マインドセットが学べる 厳選2冊
成功の9ステップ
著者 ジェームス・スキナー
「リスクは最小に。でも素早く行動し、チャレンジする」
経営者にとって何よりもマインド(ものごとの考え方)が非常に大切。
たとえば他人のせいにしないという自責の念を持つこと。
いつまでも社員や経済環境のせいにしていては会社は良くなりません。
そういった何時の時代にも通用する当たり前のこと、いわゆる原理原則をしっかりと学べる一冊です。
しかもマインドだけではなく、体・健康面についても考え方が学べます。
わたしは起業して5年目くらいしてこの書籍と出会いました。
もっと前からこの書籍に出会っていたら更に良い結果になっていたであろうと思います。
- ベンチマーキングをして理想の生活をしている人の考え方を知る
- ゴールを明確にして、ゴールするにはどうしたら良いか考える
- 日々メモを取り、学んだことをアウトプットしてより深く理解する
- 食事は栄養があり、バランスよく食べる など
おすすめする理由
まずわたしがこの書籍をおすすめするのは、何よりも行動するには心構えが重要だということを知っていただきたいからです。
著者のジェームス・スキナー氏は書籍の中で自らの過去の過ちを素直に告白しています。
でも、誰でも変われることを伝えています。
おそらく多くの人に当てはまるような経験を著者もしています。
知っているかそうでないかは重要ではありません。重要なのはできているかどうかだけです。
この書籍を読んで、わかっていてもできていないことを明確にして、素直に行動する。
今まで夢で終わっていたことが現実化することを実感できるでしょう。
7つの習慣
著者 スティーブン・R・コヴィー
「自分の人格を育てる習慣を続けること。すべての成功はそこから始まる」
成功を引き寄せる
- 考え方
- 仕事術
- 時間管理
- コミュニケーションのコツ
などがわかる全世界でベストセラーになっている一冊です。
本当の成功にはすべて原理・原則があり、限られた自分の時間をどう使うのか今一度考え直すきっかけとなります。
自分の人生にとって大切な「緊急ではないが重要なこと」の実行が習慣化できるようになり、また無意識のうちに多くの時間を使っていた「無駄な時間」に気づかされます。
おすすめする理由
成功の9ステップのジェームス・スキナーに多大な影響を与えた本書。
成功の9ステップと重なる部分もありますが、本書は自分の価値観を明確にすること、その価値観に基づいて人生を管理していくことを基本にしています。
この価値観に基づいて人生や仕事を設計するというのは幸福な人生を形成する重要な要素です。自分の信条に合わない仕事はしない。これではじめて人は行動ができます。
また、この書籍に関連してフランクリン手帳という手帳が販売されています。
わたしも愛用者ですが、Googleカレンダーではなく、この手帳を基本にスケジュール管理をしていくことで多くのことが解決されました。
社長としての考え方が学べる 厳選3冊
ダン・ケネディの社長力養成講座
著者 ダン・S・ケネディ
「成功した経営者が決して口にしない不都合な真実」
成功した経営者が決して口にしない9つの不都合な真実を公開している一冊です。
そして、これらの真実を元に、利益を出すことだけを目的にした、それ以外のものは情け容赦なくバッサリと切り捨てた経営戦略を学ぶことができます。社員のいることろでは読まないでください。
- 雇い主と従業員の本質的な関係
- ビジネスにおける最悪の数字とは
- よい仕事をさせなさい
- 数値化がモチベーションを上げる など
おすすめする理由
スキルや知識を学びたいなら、まずはこの1冊です。
社長として知っておかなければいけない不都合な真実を教えてくれます。
著者のダン・ケネディはアメリカのマーケティング界では超有名な人物。
彼は酸いも甘いも知り尽くした賢者です。
彼いわく「社員はドロボーだ」とはっきり本書の中で伝えています。
そんなドロボー社員とどいうふうに付き合うべきか、社員にだまされないように社長を鍛える術がこの本書には存在します。
わたしが起業をしたのは、若干24歳。もう20年近く前の事になりますが、その当時この書籍に出会っていたら、古株社員に舐められずにもっと自分のビジョンを実現していっただろうと思います。
これから起業をする社長にはマストな書籍です。
影響力の武器
著者 ロバート・B・チャルディーニ
「なぜ人は動かされるのか」
どのタイミングで何を言えば相手から「YES」を引き出す可能性を最大にできるのかを手に入れられる一冊です。
- 科学的手法を使って相手からYESを引き出す可能性を最大限にする方法
- 人が動かざるを得なくなる6つの影響力の真実
- なぜ、ほとんどの人は影響力の原理をうまく使いこなすことができないのか?
- 相手に影響力を与えたいと思った時に、まずあなたがやるべき最も重要なこと
- 会社や商品の弱点を逆手に取って信頼されるブランドを築く方法 など
おすすめする理由
社長とは旗を立てて社員とお客様を目指す方向に導く存在。
このようにわたしは考えるので、社長が放つ言葉や社長の影響力を最大化する方法を本書から学びました。
社長一人では事業は成り立ちません。人の心理を理解し、人を動かすにはどうしたら良いのかを理解し、実行できる良書です。
人を動かす
著者 D・カーネギー
「人をほめて人を動かす」
起業をすると必ず悩みとなる「人を動かす」難しさが解決できる一冊です。
- 相手の立場になって考える
- ほめる事、励ますことが相手の長所を伸ばす
- 相手に強い欲求を起こし、行動させる
おすすめする理由
とても有名な書籍。わたしはこの本でスタッフを頭ごなしに叱ったり命令したりするのではなく、横に一緒に座り、問題を共有する同志としてスタッフとともに問題に向き合うことを学びました。
すると今までただただやらされている感覚でいやいや働いていた社員がやる気を出し、あらゆる問題、課題に向き合い始めました。
また、それまでは隠蔽されていた問題も社員から積極的に報告が上がるようになりました。
この本に書かれていることを、本当にちょっとしただけです。
でも、結果は全く変わります。
この書籍を読んで別途お金がかかるようなことは全くありません。
日々の社員との接し方で何倍ものパフォーマンスを発揮するようになります。
マーケティングが学べる 厳選3冊
現代広告の心理技術101
著者 ドルー・エリック・ホイットマン
「売れる広告に隠された真実」
広告で商品を売るときに大事なことである「なぜ、お客がこの商品を買うのか?」という顧客の心理状態を把握することが学べる一冊です。
- 飛び乗れる何かを相手に与える
- 消費者が感染する3つのステップ
- モノを買うときの2つの思考回路
- 頭の中の動画を演出する など
おすすめする理由
ものを売るにはお客様の心理を理解しないといけません。
「うちの商品は品質が良いから売れる」とか「買わないお客様のほうが悪い」なんてことを言っていたら、経営はうまくいくはずがありません。
お客様が何を欲しているのか、なぜ買わないのかが明確にわかる良書です。
良い物が売れるのではありません。良い物をいかにして売れるようにするのかを考えるのがマーケッターの仕事です。
本書を読んでそれまでの売り方や商品自体を変えたら短期間で売上が倍増しました。
非常におすすめの本です。
超・営業法
著者 金森重樹
「独立・開業者やビジネスパーソンの意識改革」
士業の世界をマーケティングで読み解き、新たなマーケット開発に成功した事例を学べる一冊です。
- 金・コネ・人脈なしでも成功した秘訣
- マーケットのひずみを発見してから突破するまでの過程
- お金を捨てる勇気をもつ
- 自分の仕事先を確保する前に、まず外注先を確保する
- 業務のモジュール化 など
おすすめする理由
行政書士という非常に決まりきった型のビジネスをいかにして儲かるようにするのかが著者の実体験の元、解説されています。
ビジネスモデルやダイレクトレスポンスマーケティングを学びたい方は必見です。
いろいろなマーケティングノウハウを勉強してきたが、いまいち自分の仕事に落とし込めないなどの悩みをお持ちの経営者にとってとても有益な書籍となります。
ハイパワー・マーケティング
著者 ジェイ・エイブラハム
「伝説のマーケティング・バイブル」
日本のマーケッターの多くが、マーケティングのお手本として様々な参考として活用されてきた一冊です。
- 自分の立ち位置を確認する
- 売れる市場を見つける
- 確実に売れる商品をつくる
- 自分の強みと弱みを知る
- リピート購入システムを確立する
- リスク・リバーサルでクライアントの不安を軽減する など
おすすめする理由
日本にあるマーケティングノウハウの源流とも言えるこの書籍。
著者のジェイ・エイブラハムはアメリカのマーケティング界の重鎮で名だたる世界企業の顧問をしている方です。
会社にとってもっとも重要なことは見込客を集めること。
つまりマーケティング活動です。
マーケティング全般を学びたい時に最初に読むべき書籍です。
会計・資金繰りが学べる 厳選1冊
社長! お金は「ここだけ」押さえれば会社は潰れない
著者 石原 尚幸
「たった2枚のシートが、社長の悩みを解決します!」
「頑張っているのに会社の業績が上がらない…」などの経営者であれば一度は頭を悩ませる数字の問題について
会社の現状を簡単に把握でき、しかも会社の問題点がわかるようになる一冊です。
- 社長と社員の頑張りを「利益」と「キャッシュ」に変える方法
- 「お金はどこに消えたのか?」が図解でわかる など
おすすめする理由
会社がなぜ倒産するのか、黒字でも倒産してしまう理由が本書で理解できます。
また会社にキャッシュを残す具体的方法を学べます。
難しい経営指標を理解しなくても大丈夫。まずは本書でお金の管理をしてみてください。
経理のことがよくわからない人でも、本書なら理解できると思い厳選の1冊に加えました。
セールスが学べる 厳選1冊
誰でも「売れる営業」になれるたった1つの方法
著者 石田 淳
「毎月末に数字に追われたりすることも、結果を出せない部下への指導に苦しむこともなくなる」
科学的根拠に従って動くだけで毎月末に数字に追われたりすることや、結果を出せない部下への指導に苦しむことがなくなる一冊です。
- 頑張っても売れない当然の理由
- 売れる行動を見える化する
- アルバイトやパートにも導入できる販売方法 など
おすすめする理由
これ、会社にとって非常に大切な数字での管理についてとても具体的かつ簡単に説明されています。
営業という分野だけでなく、数字での管理の大切さが理解できます。
「経営は科学である」というわたしの持論にピッタリのこの書籍。
これを社員にも読ませればいままでの組織が数字を基本に動き始めます。
数字はそれだけで言葉。社内で共通の言語として数字を使い始めれば、これまで曖昧だった目標管理が劇的に改善されるでしょう。
また、残念ながら中小企業において、管理職とは名ばかりなもので、実際に部下のマネージメントをしている課長さんや部長さんは皆無な状況です。
結果だけを見て、「おまえは頑張ってるな」とか「笑顔が足りないから目標売上を達成できないんだ!」とか勘違い甚だしい指導を、ほとんどの管理職はしています。
こんなちぐはぐな経営を卒業して、この書籍に書かれているような数字での管理、行動の管理をすれば会社の業績はみるみると上がっていくでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
もちろん本を読んで知識をつけただけでは成功はしません。
行動をするかにより成功するか否かは決まります。
でも知識はとても大切です。
知っていると知らないとでは全く違います。
今回本から得た知識がこれから起業するビジネスに役に立ち、困難から救ってくれることがあります。
まずは本から得た知識を元に、小さな一歩でも良いので行動をしてみてください。