セミナー講師になるには?好かれる講師と嫌われる講師の違い
セミナー講師は儲かる!なんて聞いたことはありませんか?
自分の経験や知識をたくさんの人に教えて稼げたとしたら…。と想像したことがある人は多いかと思います。
しかしセミナー講師は世の中にたくさんいます。成功している人もいれば、いかにも怪しい人もいます。
どうせセミナー講師になるなら
- 人気がある
- 稼げる
- 有名である
そんなセミナー講師になりたいですよね。
そんなセミナー講師になるにはどうしたらいいのでしょうか?
Contents
セミナー講師とは?
セミナー講師とは「セミナーを開催して講義をする人」のことです。
セミナーの内容は様々で
- 知識を教える
- 行動を促せる
- ワークをして成果物を作る
などたくさんありますが、全て「学ぶ」という事が共通しています。
セミナー講師の2つのメリットとデメリット
メリット 1対n形式で一気に売り上げを確保できる
セミナーのような集合研修をすることで、一度にたくさんの人に対面することができます。
通常は1対1でしかできなかった内容がセミナー形式にすることにより多くの人に一気に情報を流すことができます。
商品を販売する場合、1対1ではお客様に断られたら終わりですが、1対nならその中の数名が購入してくれるかもしれません。
売上の確立をあげ、多くの人に売れるチャンスのある1対n形式はセミナー講師の最大の強みです。
メリット 利益率の高いビジネスができる
セミナー講師の売り物の多くは「自分の知識」です。仕入れの多くの部分が「自分の知識」が占めるセミナー講師は利益率の高いビジネスとなります。
かかるコストは大きなものでセミナーの会場費くらいではないでしょうか。
最近は安くてきれいな会場も増えていますので、会場費を抑えればさらに利益率が高くなります。
デメリット 集客が難しい
セミナーにお客様に来てもらうためには、まずは情報を流さないといけません。しかし自分のターゲットとなるお客様に認知をしてもらうのは簡単ではありません。
広告やメルマガなどコストをかけて募集をしても、信用できないと思われたらお客様は集まりません。
- セミナー=何か売りつけられる
- セミナー=騙される
というイメージを持っている方も多くいらっしゃいますので、安心感と惹きつける講義でないとお客様は集まりません。
- 講師の実績
- 参加者の体験談、声
- セミナーに参加したら得られるもの
- セミナーに参加しなかったら損すること
などをお客様にきちんと伝えないといけません。
デメリット 収入が不安定
サラリーマンとは違い一定の収入が保証されていません。
もちろん頑張れば頑張った分必ず自分に返ってきますが、少しでも気を緩めてしまうとそれも自分に返ってきます。
自分次第で収入は安定しますが、時代の流れにもまれてしまい今まで売れていたコンテンツが売れなくなってしまうと一気に不安定な収入になってしまいます。
好かれるセミナー講師と嫌われるセミナー講師
好かれる講師 面白いキャラクター
多くのセミナーは勉強がメインです。お客様も学ぶ気持ちで緊張して参加されています。
しかしそれだけでは教科書を読んでいるとの変わりません。
実際に目の前で教えてくれる講師が、面白くわかりやすく講義をしてくれたらリラックスして学ぶことができます。
講義の中でお客様から笑い声が上がる回数が多いと、会場の一体感も生まれます。
好かれる講師 親近感を感じる
セミナー講師はお客様から見ると「先生」の立場になります。
しかしそんな先生も自分と同じような失敗を経験していたら、一気に親近感を感じます。
過去の失敗や笑い話などをたくさん話すことで
- 自分と同じなんだ
- 自分も先生になれるかもしれない
という親近感を感じてもらうことができます。
好かれる講師 行動を促してくれる
セミナーに参加しても、いつもの生活に戻ってしまうと忙しさに追われてしまい、実際学んだことが行動につながらないという人が多いかと思います。
「教えたら終わり」というセミナー講師も多くいる中で、「教えただけでは終わらない」と講師が背中を押してくれたらどうでしょうか。
学んだことは必ず行動して落とし込まないと、意味がありません。知識だけ増やすのではなく、実際に行動して数字を出すところまでチェックしてれる講師は心強い存在となるはずです。
嫌われる講師 すぐに売りつけてくる
会ってすぐに何かを売りつけられたらどんな気持ちになるでしょうか。また会うたびに何かを売りつけられたらどう思いますか?
恐らく「会いたくない」という気持ちになるかと思います。
何事も強引なセールスは人を嫌な気持ちにさせます。必要な人もいらいないと思ってしまいます。
嫌われる講師 全部教えてくれない
大事なところや肝心なところを教えてくれないと人は安心して行動できません。
しかしセミナー講師によってはいつまで経ってもそこを教えてくれない講師もいます。
自信があるなら全て教えてくれるはずなので、そこから不信感が生まれてしまいます。
セミナー講師は信用が第一です。失った信用はなかなか戻りません。
セミナー講師になるための2つの注意点
その1 人前で話すことが苦手な人でも大丈夫
- 人前で話したことがない
- 人前で話すとあがってしまう
という人も何回もシミュレーションをすることでできるようになります。
まずは近しい人の前で一度通しで講義をしてみてください。その際に必ずカメラで撮影をしてください。
- 自分ではゆっくり話しているつもりでも、早口になっている
- 目がキョロキョロしている
- 動きが少なく棒立ちになっている
など問題がたくさん見つかると思います。その都度問題を見つけて改善することで、本番では自信をもって講義をすることができます。
また人前で話すことでアウトプットすることにより、自分の知識をさらに理解が深めることができます。
その2 売れないという思い込みは捨てる
「自分の知識やノウハウなんて売れるはずがないからできない」という思い込みは捨ててください。
買うか買わないかはお客様決める事であり、自分で決める事ではありません。
まずは売れるかどうかテストをしてください。テストを繰り返し、より売れる商品に成長していきます。
お客様は何を欲しがっているかはわかりません。意外なものを必要としている場合も多くあります。
今持っている知識やノウハウを書き出してみてください。魅力的な知識やノウハウがたくさんあるはずです。
セミナー開催の注意点
自分に必要だという事を気づかせる
セミナー内容を読んでいる人は「他人事」だと思って、内容を読み進めています。
自分の事とは思ってもいませんし、自分が悩んでいる事にも気がついていません。
そして面倒くさいので問題から目を背けてしまっています。
- 抱えている問題を指摘して自分が悩んでいる事を気づかせる
- 将来どうなりたいか考えてもらう
- 問題が解決できる方法がある事を伝える
などをサイトやDMで伝えてください。
そして今すぐ行動する事の重要性が伝わればお客様はセミナーへの参加ボタンをクリックするはずです。
参加しやすい価格設定
自分の今まで培ってきたノウハウを教えるのだから、できるだけ高く買って欲しいと考えるのは当たり前のことですが、まずは知ってもらう事が目的なので参加しやすい価格にしましょう。
しかし無料だと
- 当日キャンセル率が多くなる
- 講義に身が入らない
なども考えられます。
少しでもお金を払っていると参加者の気合い入り真剣に話を聞く体制を作れます。
まとめ
セミナー講師は誰でもなれるチャンスがあります。
そして大きく稼げる職業です。
今成功しているセミナー講師も最初はテストをしながら、少しずつ規模を大きくしながら現在の成功へとつなげています。
どんな知識やノウハウも欲しいという人がいれば商品となります。
あなたの知識やノウハウでセミナー講師となり、多くの人の「先生」となって、たくさんの方のビジネスを助けてください。